監査役BLOG

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採用

[採用]

将来の夢

採用面接で「将来の夢はなんですか?」と聞くことがあります。 結婚すること、家を買うこと、少なくとも課長になること等々です。

これらの答えから競争心、闘争心は感じられません。 同時に質問する「あなたは負けず嫌いですか?」には大抵考えるか考える振りをして「そうです」と応える人が多いです。

負けす嫌いで将来の夢が結婚することや家を買うことは一致しない感覚のように思います。

私はいろいろ質問し、将来の夢が自分で世界一大きな会社を作ることでも軽自動車を買うことでも構わないのですが、つまり抱いている夢の大きさゆえの採用基準はもちませんが、答えに一貫性がなかったり、矛盾を含んでいるような場合は印象は悪くなります。

振り返って自分の夢はなんだろう、と考えた時になんとなく会社を大きくしたいというのがあります。 規模が大きくなれば仕入れは有利になり、業績が良ければファイナンスもやりやすくなります。 つまりスケールメリットが得られるわけですが、規模が大きくなることは働く職員の数が増えるわけで、その人たちがうちの会社に対して愛着や忠誠心をもち、ここで働くことを幸せと感じて生き生きと懸命に働くなら会社は安定性や成長性を維持できます。 さらに賃金は上がることはあっても下がることは確率が低いでしょう。

そのようにして働いている人は朝会うと必ず笑顔で挨拶してくれますし、陰ひなたなく働いていただくので業績も安泰です。 経営者としてそのような従業員がたくさん増えることは実はこの上なく幸せなことです。 私はそれを実感し、思いもしなかった自分の夢になりました。

今は中期事業計画の途中で、規模拡大期です。 毎日いろいろな人を面接し、できるだけ当社になじみやすく、うまくやっていけそうな人を選抜していきます。 そうして採用した人が気が付くと高い貢献を示していたら心からこの仕事をしていてよかったと思いますし、そのような人は面接時以外でほとんど話すことがなく数か月が過ぎてふと社内で出会ったとき、満面の笑みで挨拶してくれます。

この瞬間、私は幸福感に浸ります。 たとえ朝から嫌なことがあっても、今月の儀容積が今年最悪だったとしても頭から飛んでしまってまたよい人を採用しよう、君もがんばれよと心の中で思います。

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[価値観]

[採用]

好きなこと

求人に対して採用面接をしているときにいろいろ質問します。
「勉強することはいかがですか?」、「好きなことなら勉強できます。」

「どのような仕事をしたいですか?」
「自分が関心を持つこと、好きだと思えることで働きたいと思います。」

では今まで好きなことが見つかって懸命に努力したり勉強したことがあるのだろうか?、好きなことが見つからなければ定職につかなくてよいのか?、意地悪を言いたくなります。

最終の学歴期間に多くの人と話をし、いろいろな友人と何か一緒に行った、それがクラブ活動でもボランティアでもよいのですが、主体的に行い、自分の長所、短所を見出して大ぐくりで自分の長所、短所の一部が見えてくるものだと思います。

もちろんそれを見つけようと努力して初めて見えてくるものでしょうが、そもそも長所や短所について勘違いしている人が多く、この質問でも「おや!」と思う回答が返ってきます。 そこで今まで褒められたことを質問するようにしています。

そもそも自分に振り返って長所と短所を正確に言えるか?、というと当然ながら抽象的で周囲で言われる長所・短所と異なってきます。 つまり解りにくいものだと思います。

わかりにくい理由の一つに仮に「創造性に富んでいる」と思っていて周囲もそのように思っている、しかし創造的なことで評価されたり、貢献したりしなければ長所と認めにくいことがあります。

それに対して「好きなこと」は自分が一方的に好きになり、そう思うことですから誰が何と言おうと好きなことに変わりありません。 しかし好きなことと得意なことは全く別物です。

人は社会や組織で生かされていて、貢献しなければ評価されません。 当たり前のことでそれに気づかない人が多いと思います。 近年就職の現場ではミスマッチと呼ばれる早期退職が言われて久しいです。 もちろん受け入れがたい組織もあるのでしょうが組織が自分に合うように期待しても無駄なこと、自分が変わる必要があります。

組織で生きるうえで組織の風土に迎合するのも限界があり、組織の中で自分の好きなものを見出すことに集中すべきでしょう。 もし自分の好きなことを捨てられないのなら。

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[採用]

60歳台

当社は最近14年で社員数が12人から90人へ増加しました。 中小零細企業は希望の人材が多数応募してくるわけではありません。 しかし零細企業ほど個の力が発揮され、この力に依存すると思います。

そこで求人方法や採用面接は真剣勝負になります。 結構費用もかけます。 面接に時間もかけます。 応募者の範囲で採用せざるを得ないですから、営業職のように年齢条件を付しているものは除いて学歴、年齢、経験不問で募集し、貢献してもらえそうな人を採用することになります。

したがって年間100~200人は私が面接します。 これだけ面接すると初対面の人でもどのような人か解った気になります。

もちろん採用して、面接時に抱いたイメージと異なる人もおられますが、採用を決めた以上貢献していただけるよう教え、指導し、導かねばなりません。

結果的に女性の採用、中高年齢者の採用が増えます。 つまりその時々で一番就労困難な人が蓄積しますす。 結果的に当社でも優秀な人が採用できることになります。

先日面接した人はゆとり教育世代でした。 個人的にゆとり教育は経済発展や産業育成という点で好ましくない教育方針と思っています。 資源のない貿易立国の日本ではボーダレス時代に海外の企業と競争するうえで競争心を植え付けない教育は企業向きではないのかと思います。

しかしこの教育世代の若者は何が自分に適した職なのか、いったい何をしたいのか悩み続けています。 そもそも孫子の兵法ではありませんが、「相手と自分を知れば百戦危うからず」ですから、何が適しているかより、まず自分は何かを知るべきだと思います。

そしてドラッカーが言うように自噴の強みはなかなかわからず、せいぜい弱みの一端がやっとわかるのが人間らしいですから、自分に合うものを見つけるのは至難の業でしょう。

私も詩文の息子に「自分の好きなことを見つけろ」と言ったことがありました。 息子は就活の時に自分の進みたい方向を明確に持っていましたが、いざ就職してその職に決して満足しているように見えません。

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[採用]

職員採用

求人を4職種出しています。 薬剤師、営業、営業補助、ケアマネージャーです。

薬剤師は最近ハローワーク経由で応募が無いため、紹介会社に高額の手数料を払って依頼しています。 医者や看護師等医療系の職種は紹介会社経由が多いようです。

紹介会社はネット上にサイトを開設し、応募者をクライアントに紹介する仕組みなので、東京の会社の紹介があったりします。
サイトには年収700万円などの記事が書かれています。 調剤薬局の平均的な年収は常勤で400~500万円といったところでしょうか。 700万円払って処方箋調剤の事業が成り立つとはとても考えられません。

年収700万円の仕事としては夜診対応であったり、一人薬剤師の時間が長かったり、休暇が取れなかったり、高い技術が要求されたり、最寄り駅が遠かったりするようです。

朝早く出勤して、開局準備をして遅くまで業務をこなし、長時間かけて駅まで歩いて帰宅の電車に乗る、そして休めないとしたらハードです。

薬剤師は入社すれば所得もさることながら残業が無いことや駅から近いこと、終業時間が早いことなどを重視されています。 だから比較的低賃金でも働く人が居られます。 それが求人サイトを見て私の賃金が異常に低いと錯覚され、転職し、『しまった』というケースが多いのではないでしょうか?

そもそも調剤薬局はそんなに収益性が高くなくなっていますから。

営業職の場合は先般ある大学の新卒合同説明会に参加させていただき、最近の学生の思考が垣間見れました。 人気企業は服飾関係、賃金も安いし、終業時間も遅いにもかかわらず、さらに流行から遅れると一気に業績低迷する分野でもです。
当社は人気が無いほうで、説明を受けた学生は少なく、地味な人が多いように思いました。 その中で中国からの留学生が3人説明を聞き、高い関心を示していました。

合同説明会あとの懇親会では倉庫業やソフトウェアの会社の方と話をしましたが、どちらも当社から見える位置のブースの方で、人気が無い事を嘆いていました。

比較的地味な分野は学生が押し寄せることはありませんが、倉庫業にしてもソフトウェアにしても明確にその事業分野を選択する学生が居て、採用人数が少ないのであれば地味で明確な希望者がいればよいように思いました。

1学年1000人以上の学生に対して200人強が説明会に来られたようですが、就職難という印象はここを見る限りうけませんでした。

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[採用]

応募者面接

営業職の求人をハローワークに出していて、応募が少しずつ出てきました。 ほとんどの方が営業未経験で、真面目な方は未経験の不安を抱いておられます。

「ノルマはあるのですか?」、「売上目標を設定しますが、当然達成を前提にします。 達成・未達は評価対象となります。」

営業職はノルマというものがあり、未達であれば皆の面前で罵倒され、賞与は減額か支払がなくなり、心理的にぷれっしゃが罹るものと思われています。

人は何かする時に目標を設定します。 営業であれば尚更で、目標を立てる場合が殆どと思います。 未達であれば責めを負います。 営業職では前者の戦略、店の戦略戦術などに沿って各人が行動計画に落とし込んでいきます。 そしてそれをこなせば問題ないと思っている人が当社でも意外に多く、行動計画に落とし込んだ行動をこなせば免責と考えている営業職は意外に多いです。

営業の責務は実績を上げること、訪問して面談し、実績が上がらなければ何もしていないのと同じことになります。 そして普通に営業を行って、普通に実績が上がるようになっています。 もちろん個別には実績を伴わない営業行動もたくさんあります。 しかし多くの行為・行動は通常一定の実績を上げるもの、上がらなければそのやり方に問題があります。

営業を経験したことのない人はそれがものすごくプレッシャー、しかし現実には殆どの人がある程度の実績を上げています。 実績が上がらない人を皆の前で罵倒する会社もあると聞きますが、それで実績が上がるなら当社もやっているでしょう。

言い訳ばかり考えている人、目標を意識していない人にはそのような方法が効果を生む場合もあるでしょう。
自分の目標値は自己責任、先輩や上司はアドバイスをしてくれますが、実績を上げるべくやり方を変え、考えを変えるのはあくまで本人です。

実績の上がらない営業に同行した先輩や管理職は挙がらない理由を瞬時に見抜きます。 声が小さかったり、
余計な一言を言ったり、気遣いが出来ていなかったり、指摘された事を強く意識して直せばたいてい少しは改善します。 それを続けていれば信頼も増し、さらに改善します。 そのうち自らの営業方法の欠点を自分で見出して改善するようになります。

応募者の中には転職回数が多く、「営業でもしてみようと思って・・・」というコメントを志望動機に上げられます。
営業は皆が常に改善を繰り返してゆく仕事と思いますので『・・・でもやってみようか』という職業ではありません。 他所で勤まらないなら営業でも同じでしょう。 どれだけ真剣にやれるかで成果の多くが決まり、仕事に真摯に向き合う人を当社は求めています。

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[採用]

採用

この話題は何度も取り上げました。 当社はほぼ常時求人をハローワークに出していますが、応募が少ないです。 少ないということは応募そのものがあるのですが、中小企業の採用人数は知れているのに求人が満たされることはありません。(この10年)

まず薬剤師ですが、薬剤師で職を探している人はほとんどが紹介会社の登録で職を探すようです。 以前はハローワークで探す人もいましたが最近はハローワーク経由での応募はありません。

紹介会社を経由すると求人側は採用年次の予想年収の25%くらいがコミッションとして課金されます。
紹介会社はいろいろな媒体に自社の広告を出し、薬剤師の登録者を集め、聞き取りをして条件が合う企業を捜すことになります。 したがって紹介会社は登録者集めにコストがかかり、撤退するところも少なくありません。 事業として収益性が高く見えますが、ある会社は薬剤師の部門は赤字と言っていました。

薬剤師の立場で考えて見ますと、例えば調剤薬局の業務は制度で業務内容が決まるのであまりバリエーションはありません。 違うのは報酬で、小企業が多いため報酬にばらつきがあります。 業務内容がほぼ同じであれば少しでも報酬の高いところと考えるのは当然の話になります。

薬局のホームページや紹介会社のサイトには多くの情報が溢れ、ネットで高い報酬を見てそれが一般的であるように誤解する人もいるようです。 つまり、薬剤師としてのスキルや知識を考えればかなり高度な薬局でも自分が出来ると錯覚されるようです。

調剤薬局の経営者の立場で見ると数人いれば事足りる薬局で欠員が生じると法外な報酬で求人をする場合があります。 すぐに薬剤師が必要ですから赤字覚悟で求人を出します。 郊外で多いのですが、交通の便がよくないところでこの現象が起こります。 すると地域医療が立ち行かなくなる場合があります。

紹介会社の活動は薬剤師の流動化や報酬の平準化に寄与しますが、別の意味でも多くの問題を引きおこします。

絶対数が不足なら薬学部の定員を増やせばよいのですが、現在の定員でも需要は満たすようです。 6年制になって薬剤師の質が低下したり定員割れだったりと供給もままなりません。 要は薬学部に行き薬剤師になる人は薬剤師としての業務に付くべきなのでしょう。

そこで提案ですが、薬学部には国から一切助成金を出さず、つまり薬学部の授業料は高くして奨学金制度を充実させ、薬剤師としての業務に付いた人は奨学金を返還しなくてもよいシステムを導入してはどうでしょう。 さらに実際の調剤において薬を扱うことに付帯関連した多くの業務のかなりの部分を薬剤師以外のライセンスを設定して行う事が出来るようにすることです。 外国の調剤薬局ではこの制度か行われています。

国レベルで見ると失業率は大きな問題となっており、つまり巷に失業者が溢れる中で人手が足りない職場があることは矛盾といえるでしょう。

当社でよく募集する介護の営業職は少しは応募がありますが、なかなか採用にいたりません。 無理に採用すればミスマッチ、いずれやめることになるので十分吟味して採用します。 結果的にはほとんど採用できていません。 エントリーの3割以上は設定した面接日に来社しません。 他所で決まって連絡してくるのは良しとして連絡なく、エントリー時に聞いた携帯にかけると出なかったり、社名を告げたとたん電話を切ったり、その割合が高いのに驚き、怒り、しかしそのような人は無駄な面接時間を省くことが出来たと考えるようになりました。

当社の営業職が最高の職と言うつもりはありませんが、決して悪い職場ではありません。 なぜなら応募者の多くが理想とする『人として成長でき、社会への貢献が実感され、ある程度の収入が得られること』の条件を満たしているからです。

社内セミナーはそれなりに充実しているのですが、『人としての成長を・・・』と言っていた人が退屈そうな顔をしていたりします。 日本の初等教育制度がよほど歪んでいるのか、その親たちの価値観に問題があるのか、それとも我々企業経営者の求めてる人物像にゆがみがあるのか、難しいところです。

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[採用]

応募者

最近、当社へ応募してきた人の面接で「何のために仕事をするのですか? 社長は仕事の遣り甲斐とは何ですか? 仕事の意味は?」といった大変答えにくい質問を複数いただきました。

たぶんこのような質問は求人側が応募者に出す質問だと思います。 私は採用面接の最後に「何か会社や私個人に就いてでもかまいませんから質問してください」といいます。 そのときに出た質問なのです。

最後の「仕事の意味は?」に就いて、いつも考えている事をお話しました。 仕事は成果を生むことを目的としている、仕事は作業に転化する、仕事の担い手は得てして作業だけに目が言ってしまい、成果を生む事を忘れてしまう。 それでも作業をするだけで成果を生むこともある。 流れ作業でマニュアル化された作業を正確にこなせば仕事をこなした事になります。

営業が営業活動を通じて利益を上げる上で、得意先を月間100訪問しなさいと指示が出たとき、100訪問することに目的意識を持っている人がいます。 そういう意識の人はいくばくかの結果を伴いますが、成果は芳しくありません。 方法・作業に焦点を当てるなら訪問時間がまずいのでは、訪問日に注意が必要、いろいろ注意が出てきます。 それらの注意も大事なことなのですが、「何を話してきたの? 相手に何を伝えたいの?」など仕事の目的に近い話題になるとさっぱり要領を得ません。 仕事は時々振り返りが必要です、作業は振り返りが必要ない場合があります。

「何のために仕事をするのですか? 社長は仕事の遣り甲斐とは何ですか?」、これで自分の所得のためと答えれば軽蔑されるかもしれません。 もちろん私は自分の所得を重視します。 社長の役員報酬は誰も決めてくれません。 自分で決めなくてはいけないのです。 気楽に考えれば取れるだけとり放題、ということになりますが、真面目に考えれば貢献に応じて報酬が決まるわけですから、自分の会社に対する貢献を評価しなければなりません。 現実問題、それを正確には難しい話です。

話は戻って私の仕事の「遣り甲斐」とは、と真剣に考えてみました。 結局当社の職員が成果を上げること、例えばある営業が大きな成果を上げ、その理由、何をしたかなど聞いたときびっくりするような答えが返ってくることがあります。 「店長に指示された事を徹底的にやりました。 自分で提案時の工夫を重ね、受注のデータをとったら受注の確率が上がりました」など、地味な答えですが質問者を圧倒する重みがあります。
だから社員が育つこと、育っただけ実績も上がり、その分私の報酬も改善する、私もそのために努力する、風邪を引いて半休だった職員に「大丈夫?」と聞くだけでもいいのです。 人はそのような一言に反応するもので、感謝の念がその人を育てることもあります。

そうして成長した人に思いやりの言葉を掛けてもらったときは会社を経営していて良かったと心から思える瞬間です。 少し話がずれましたが、会社は仕事をするところ、仕事を通じて人は成長し、より大きな成果を生みますから人が育ってゆく学校のようなところが会社ではないでしょうか。

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[採用]

原発

営業職の面接で最後に代表である私もしくは会社に対していかなることでも良いから質問を受けます。 今日の面接で「原発は必要と思いますか?」という質問を受けました。 私は確たる意見を持っていますが、ここでの公表は避けます。

賛否はともかく電気料金は安いに越したことはありません。 私は電気・ガスは節約を心がけ、照明はLEDに替え、風呂はなるべくシャワーで済ますので、電気・ガス料金は月額合計3千円程度です。

会社の照明もなるべく早くLEDに変えようと思っていますし、窓は改築のたびに2重ガラスにしています。 冷暖房はオフィスでは節約を心がけた温度設定です。 但し薬局は来店者の体力の問題もあり、快適さを追求しています。

原発反対であれば産業空洞化、失業率上昇、電気料金値上げ等を覚悟しなくてはなりません。 さらに言えば、原子力発電の電気を使った製品は不買、ということになります。 フランスは原子力発電の比率が高いのでフランス製品は買わないようにしなければならないです。 つまり原発反対は自国で発電しなければ良いというものではありません。

毒性の高い染料を使った衣料品製造を発展途上国で製造し、そのため環境汚染の問題を起こしている事例がありましたが、その製品の不買運動が起こりました。 その製品を買うことは製造国の環境破壊を助長することになるからです。

原発で発電した電気で製造した製品を特定できないから原発賛成という論理ではありません。 かといって世界のエネルギーの総てを直ちに再生可能エネルギーに変換できるわけでも無いと思います。

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[採用]

営業応募者

最近営業に応募してきた人に悩める人が2人いました。 一人は中学生の時に成績が良かったのですがわざわざ偏差値の低い高校に行き、二流以下の大学に行き、営業に応募してこられました。

本当に勉強できたかどうかは本人の弁ですが、なぜか優等生を嫌っている風があり、そのくせ二流以下についていけない人でした。

別の人はやはり勉強が抜群に出来た人のようですが、一流大学、一流企業の道を自ら閉じて、多くの人との出会いを求めて半端な職についた人でした。 学校の勉強が社会に出て有効かどうかいまさら議論する気はありませんが、役に立つ職や役に立てる術を見つけるのは知恵の部分だと思います。

例示した二人のように社会や人生に何らかの疑問を持った人はなかなか社会に適応し、自己の強みを発揮できない場合が多いと思います。 当社への応募者に限らず社会一般でもあることで、TVのドラマで同様の葛藤する若者が主人公になっていました。

橋本大阪市長は大阪府知事時代に教育委員会を痛烈に批判していましたが、学生が将来に夢をもてないとか社会に疑問を持つような教育が批判の一端だったのでは想像します。 例示した二人は当社の営業として適当かどうかやってみないと解りませんが、話した印象ではIQは高そうに感じました。

教育には大きな費用がかかり、個人や税金がそれを負担します。 民主党の高校学費無償化も必要なのかもしれませんが、学生に夢や希望を抱かすことが出来ない教育は無償化以前の問題として解決してゆかねばなりません。 民主党もそれを優先課題とするならば教育費補助も賛同を得られると思います。

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[採用]

営業採用面接

この話題は私のブログでも一番多い話題だと思います。 それほど不思議に思い、国を憂い、現代の若者の将来に不安を感じます。

理由の一番は話が通じない、頭の固いおじさんと20歳代の若い子の意思疎通についていつの時代も同じような話はあると思います。 私も20歳代のときに明治の初期の話をしていた年寄りにお手上げでしたが、相手が何を言いたいのかは理解できました。

しかし、採用面接しているとあまりに意思の疎通が図れない人が多くて、一体何があるのか、例えば自分の父親の職業を理解していない、おおよそわかっているが職業の名称を知らないなどです。 単に応募者の親子のコミュニケーションが取れていないだけかもしれませんが、つまり親の職業について話もしない親子関係で生活してきた、もしくは生活できていたということでしょうか。

その人たちに今の日本の政治や経済の質問をしてもオリジナルな答えはありませんし、話題そのものに関心がなく知らないことも多いです。 何らかの情報で接点を見出さないと残念ながらコミュニケーションは図れず、面接が徒労に終わる場合が多いです。

私は面接で不採用にした人についてなぜ不採用なのか理解してもらいたいと思いますし、私自身阪大に迷いを持ちたくないと考えています。 コミュニケーションが取れない人は結局当社に合った人か、判断がつかず雰囲気から不採用ということになります。 これが残念でなりません。

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