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採用

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求人倍率

景気の先行指標として有効求人倍率が定期的に報道されます。昨日の夕刊に掲載されていたのは0.49、求職者100人に対して求人49人分ということです。

しかし内容は複雑で、年齢によって温度差が大きく、求人対象とならない人を採用した時に助成金が出ます。

例えば60歳以上の採用とか母子家庭の母とか、若年者とかです。

職員募集に対して基本的に年齢制限は付けられませんが、年齢条件をつけても良い場合があります。
例えば助成金対象となる年齢層の人を募集するとか仕事の習熟に時間がかかるとかなどです。

当社で営業職募集に習熟に時間がかかるということで30歳未満という年齢制限をつけています。 応募してくる人は殆んどが複数職歴を持つ人で、聞けば本人の希望と異なる仕事をされいていて今回転職を考えたとのこと、例えば介護リフォームの仕事をしたいのに一般内装業に就職したなどです。

バブルが弾けてから以降有効求人倍率は低迷しており、この間に就職した人は希望と違う職についている割合が高いのかと思います。

希望の職についても思いと違った人も多く、これらの人たちは失業者予備軍です。我々が新卒のころは大企業の離職率が低かったように思います。しかし最近は大企業でもかなりの離職率と聞きます。
これらのことを考慮して希望ベースでの有効求人倍率はさらに低いものになります。

人は希望の職や自分にとって働きやすい職につきたいものです。多少の所得差は気にしていません。だったら働きやすい、または働き甲斐のある職場環境を作ればよい、と思います。

厳しい競争社会で効率化を重視すればそのような環境は作れないという意見もありますが、ちょっとした工夫からはじめればと思います。

当社が働きやすい環境かどうか分かりませんが、たいして給料もよくないのに皆よく働いてくれます。だから私はもっと働きやすい会社にしたい、又はいろいろ工夫してよかったと思います。

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高齢者雇用

会社で営業の補助業務をお願いする職種を募集することになり、単純作業主体なので時給800円で募集することになりました。
この賃金水準ではヘルパー業務をやっている主婦の方か定年後の方かということになります。
ヘルパーに従事されている主婦は他の職種を求めない傾向があり、求人はハローワークでなく新聞の折込や介護職専門の職業斡旋機関に依頼することになります。

定年後の方をターゲットにする方法として社会保険労務士に相談したら備考欄に『60歳代の方歓迎』と書いてみたらとアドバイスを受け、求人票をもっていきました。
ハローワークでは求人に対して基本的に年齢条件を書くことが出来ませんので備考欄にかけませんでした。
担当官が『特定求職者雇用開発助成金』という制度を紹介してくれました。  この制度はa.60歳以上の者 b.身体障害者 c.知的障害者 d.精神障害者 e.母子家庭の母などを雇用した時に助成金が出るものです。

ためしに60歳以上の者対象で助成制度を使って求人を出しました。 この求人票には助成金の対象がかかれるので『60歳以上64歳未満』と記載されました。 つまり合法的に年齢条件を入れることが出来ました。

結果は高度な職務を経験された方が応募してこられました。 そのような経歴を持つ人がこんな単純作業をやっていただいていいものだろうかと悩むほどですが、定年後何か仕事をしていたいと考える方は多く、殆んどの求人側はその年齢の人を採用対象としていないようです。
ハローワークの求人票は年齢条件が欠けないのでその年代の人が応募しようとすると応募を拒否されたり、書類選考で落とされたりするそうです。

数人面接した限りではそのような高度な経験を持つ方を採用したほうが良い企業は異業種交流会で会う経営者の中に沢山あります。

勿論60歳代の人の中には頭が固くなって使えない人も居られると思いますが、それは若い人も同じで今回採用できた人には70歳を超えても働いていただけるなら働いて欲しいと思います。

ただあまりに立派に見える人たちなので、私の横に立つとどちらが経営者かわからない点が問題かと思います。

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高齢者雇用

高齢の方を補助業務要員として雇う案が浮上しました。 営業の責任者を集めて意見を聞くと全員賛成してくれました。

では何歳ぐらいの人を希望するかという質問に、50歳代中盤までという意見が出ました。

西成区で社会福祉協議会が高齢者の就労斡旋を行っています。 『高齢者生きがい就労支援センター』という組織です。 60歳以上の人の就労斡旋をしています。

当社でも60歳以上の人は5人働いておられます。 5人とも大変お元気で働いておられます。 皆さん仕事に情熱をもっておられ、おそらく皆さん70歳まで働かれるのではと思います。

当社の定年は65歳、仮に皆さんが70歳まで働くことを希望されるなら雇用形態は契約社員になると思います。

働き続けることは可能でしょうが、新たに働き出す年齢が60歳は確かに厳しく、50歳代で仕事に慣れきらないとその後のスムーズな就労は難しいと思います。

働きたくても働けない50歳代の人が沢山居られるといわれていて、ヘッドハンティング対象となるような人を除けば募集対象となりにくいらしいです。 確かに当社で考えている商社の職種では多くの報酬が期待できません。

それでも働きたいという人のためにハローワークの募集条件の緩和措置が望まれると思います。 たとえば「55歳まで応募可能」といった条件設定です。
ちょっとした工夫が多くの人に働く喜びを与え、企業運営がスムーズに運ぶと思います。

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応募者

当社では現在3職種を募集しています。 ただしケアマネージャーはほぼ締め切りました。 後は薬剤師と営業職です。

薬剤師は国家資格を有する職種、ケアマネージャーは都道府県知事による資格ですが、無資格の人が応募してこられます。

応募者に電話対応した人が募集条件に資格を明記するように言われましたが、そこまでの必要性に疑問を持ちました。
広告媒体にもよるのでしょうが、医師募集の広告を出せば無資格の人が応募してくるのか興味があります。

応募者とは面接しますが、採用基準として本人資質を重視していますので営業職のように資格要件の無い職種では2時間程度の一次面接を行います。
一方応募者は自分の仕事を決めるわけですから、ここの会社に勤めて果たして良いのか判断します。 いくら就職難でも採用側が一方的に決めるわけではありません。

本人資質とは何か、一つは質疑がかみ合っているか?、です。 「あなたの長所は何ですか? また長所を実感したことの具体的なエピソードを教えてください」、「私は真面目で粘り強いところが長所です。 よく人にそう言われます」ところが履歴書を見ると毎年のように転職されています。
「頻繁に転職されていますね。 これは粘り強いという長所と矛盾しないですか?」、人によっては会社が倒産したとかリストラに遭ったとか、はたまた上司とそりが合わなかったとか理由が出てきます。

「あなたにとって真面目とは?」、「言われたことをきちっと行うことです」、裏を返せば自分で考える力が弱いとも見られ、関連する質問で自立心のなさが露呈します。
つまりこの場合、真面目というのは欠点になります。

自分の長所を実感した具体的エピソードとはそのことで何らかの成功体験をした話になります。 話題として小さかったり、仕事以外のことでもかまわないのです。

突き詰めれば本人資質とは自分自身を知ることにつきると思います。 自分のことが分からなければ話のつじつまが合わなくなるのは当然で、経験の積み増しも行われにくいと思います。 誤解した自分を演じ続けて成長はありません。
自分自身を知ることは難しいことですが、意識すればできないことはありません。 私は営業が苦手と思っていましたが、他人との比較でそれなりに優れているのではと秘かに思っています。
しかしさらに優れているところがあれば、そのポイントで仕事をすればよく、他人より少しうまい程度の営業を主要業務にする必要はありません。
長所は身近な人との比較でなく、何をしたいのか、どのようにしたいのかにより変わるものだと思います。

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採用面接

 

営業職の面接を繰り返しています。 求める人物像を説明する時、あまりにいろいろ考えて困ってしまいます。 「普通の人」、???、「きちっと挨拶が出来て、約束が守れ、人に好かれる人」というような話を疑問を感じながらしています。

礼節とまでは言わなくても普通に出来ることを出来ればよいのです。 当然応募者側も面接に際しいろいろ準備してこられます。
当社の事務所は下足を脱いでスリッパに履き替えるのですが、みんな脱いだ靴を振り向いてそろえます。
それがチェックポイントと思っておられる応募者の方が多いからだと思います。 そういった人が入社し、事務所に上がる時に靴をそろえて向きを変えている人は殆んどいません。 さらに言えば約束を守り、きちっと仕事が出来ない人がたまに入社します。

自ら応募し、面接の時間に来ない、問い合わせの電話をかけると着信拒否される、留守電に面接の日時を入れ返事をするように伝えても返事をしないなど常識外の人が約半分でしょうか。
新聞を見ると有効求人倍率が減少の一途、関西は特にひどい状況で、求職数が少ないといわれていますが、私は求職者の半分は応募資格が無いのではと思います。

どんな職場でも約束を守らず、返事も挨拶もろくに出来ない、人が見ている時だけ脱いだ靴をそろえる程度の人は採用しないでしょうね。
質疑に自分の意見を言わず「いかにも考えてきました」という受け答えは最悪の評価に繋がることが理解できない人たちです。
「なぜこの職に応募するのですか?」、「高齢者介護の仕事を通じて社会貢献をしたいからです」、「たこ焼やは社会貢献していませんか?」、「・・・・・・」、心の中で言います、『質問に答えられないならさっさと帰れ』、それでも粘り強く質問します。 「ボランティアの経験は?」、「・・・・・」、『どぶにはまって死んじまえ!』とこんな具合です。

正直に言えばいいのです。 いつも正直に生きているといろいろ学び、いろいろ摩擦を起こし、成長して行きます。 それをしてこなかって、それをするつもりが無い人は当社で当然通用しません。 20歳中盤になってこんな未熟な人が多いのは残念なことです。

世界の国のかなでも平和で自由に生きられる環境でなぜに成長を望まないのか、なぜに自分をつくろい隠すのか、貧しく人間的にも成長しない行き方の選択は将来に後悔だけが横たわっていると思います。

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求人

 

当社はホームページに求人情報を掲載しています。 さらにハローワークに求人を出しています。 残念ながら応募は少なく、困っています。 現在募集しているのは介護の営業職と薬剤師、ケアマネージャーですが、介護の営業職では10~20人面接して1人採用という状況です。
そして採用した人が試用期間3ヶ月の間になじめない人もいます。 気長に社員の成長を見守っているつもりですが、成長しない人はいます。

何かの童話に出てくるゆでたえんどう豆で、播いて水をやっても芽は出ません。 本人はそれなりに努力しているのでしょうが、目指すべき貢献が何かを伝え、方法も教えて出来ない人はいるようです。 他社はどうしているのかと思いますが、他社も採用担当に聞くと同じようなことらしいです。 だから応募者の履歴書の職歴は何行にも亘るのだと思います。

いい職場で自分を鍛えて成長したい人はホームページからエントリーしてください。 私が仕事の内容を十分に説明します。

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求人

 

介護営業職の求人を出していますが、なかなか応募がありません。 週に2~3人と言うところでしょうか。 関西の失業率が高くなり、他地域に比べて高止まりしています。 このデータはあくまで厚生労働省が集計したもので実態を正しく表していないばかりか真実の失業率は誰も分かりません。

応募してきた人にハローワークの状況を聞いてみましたら、パソコンで検索して希望する職を探し、それを提出して職員に呼ばれ、紹介状を発行してもらうのに2時間待ちとのことです。 別の人は朝一番にエントリーして夕方まで待たされたと言っていました。
ハローワークにも言い分があるのでしょうが、求職者の負担を少しでも軽くする方法を考えないと民間企業であれば皆殺気立って大変なことになるでしょう。

応募者の中には要領のよい人がいて直接電話してこられます。 ハローワークの紹介状が何か意味があるかと言えば助成金の対象になるぐらいのことです。
求人を急いでいる企業であれば民間企業に依頼します。 人材紹介会社であったり、広告代理店であったり、その関係で採用した人は雇用関係の助成金の対象になりません。
ハローワークが自らの斡旋率を把握する為、自ら作った助成金制度の活性化のため求人・求職双方に迷惑をかけているなら助成金をなくし、ハローワークをなくせば良いのではと思います。
何をやっているかは知りませんが、高い賃料のビルに入り、全国津々浦々にあるハローワークを廃止すれば人件費と家賃、運営費で相当なお金が浮くことになります。
その代わり、サイトを立上げ各地に閲覧できるステーションを作ればよいのではと思います。

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面接

 

営業職の求人をハローワークに出していますが、なかなか応募がありません。 高齢者介護の現場で手すりの取り付けなどリフォームね介護機器の販売、レンタルを行う営業で、戸別訪問ではなく、ケアマネージャーのところに営業に行き、紹介された要介護者の方に商材の案内を行うもので、営業としての厳しさは自動車や生命保険に比べてぬるい業界と思います。

学歴、経験不問で募集しており、つまり本人次第です。 1次面接は私が2時間程度かけて行います。 2時間説明して、質問して、仕事が分からないことは無いと思いますが、本人の適正はなかなか見えてきません。 明らかにこの分野の仕事に向かない人、当社の体質に合いそうも無い人は分かります。 それでも採用後合わなかった人がいますからいい加減なものですが。

大体2年ぐらいで一人前、5年ぐらいでベテランの世界ですが、これも個人差があり、知識や情報はほぼその期間で達成できても営業としての対応力やスケジュール管理、事務処理は上達しない人が多いようです。

自分で言うのもなんですが、人間関係もよく、本人に働く意思があれば環境として申し分の無い職場と思います。

最近の有効求人倍率は悪化し、特に関西の悪化はひどいとのことですが一向に応募が無いのは理由が分かりません。 失業している人、転職を希望している人はローワークに行って仕事を探さないのかなと思います。 探さないで自分に合った職が無いと言ってもわがままと思います。 情報過多で便利な時代にハローワークに出向いてかインターネットで仕事を探す手間や応募し面接する手間を惜しんでも始まりません。
携帯で検索し登録すると面接の日時がメールで帰ってくるのは便利でも、安易に過ぎる気がします。 じっくり経営者と話して、納得できる職を探してみませんか?

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雇用環境

今日はハローワークに薬局の店舗用員の求人を出しに行ってきました。 たまたま知り合いの人材紹介会社の人に出会い、業界の話を聞いてみました。
そこは3人ほどで運営している会社で、派遣の斡旋が中心だそうですが、派遣の要請が無いそうです。
秋には採用が増えるのではとおっしゃっていましたが、新聞を読む限りその兆しは感じません。
一定の応募条件で薬剤師、ケアマネージャー、営業(福祉用具専門相談員という職種名)の府下の求人件数をチェックしていますが、大きな変動はありません。
微妙に賃金水準が低下しています。 新聞折込のパート職の時給単価もチェックしていますが、こちらも低下傾向です。
大阪府の最低賃金は約750円/時間です。折込掲載されたパートの時給は一昨年は850円~950円ぐらいが多かったように思いますが、最近は780円などの募集が掲載されています。
当社は本日提出した薬局の処方箋受付、店売り介護用品の販売、配送業務などの内容で1000円/時間、営業20万円/月、営業補助業務は契約社員で時給換算800円の募集を出していますが、応募はそんなに多くありません。
営業職で応募してくる人の前職の収入を聞くと13万円/月で、休日は月2回、朝8時から夜11時までなど厳しい(違法な雇用)の人がかなり居られます。
もっと真剣に探せばと思うのですが、応募者に聞けば失職して1ヶ月で3件応募とか、熱心さが感じられません。
私の息子は大学4年の時の就活で125社の応募すべてが不採用で、その次の2社が採用でした。
「よく頑張った!」とほめてやりました。 それも地元だけでなく、何度も夜行バスで東京やその他地方都市に出向き、面接を繰り返しました。 これに対して当社を応募する人は書類選考で落とされ、面接まで行けず、失望した状態で当社の面接に来られます。 当然不採用です。
面接で何を見るか、私の場合は知恵が出せる人か、いかなる状況でも展望を持ち続ける人か、常に自分を高めるために習慣にしていることがあるか、この仕事を何故やりたいかを言える人、などが選考基準になります。 個々の項目は厳しく査定します。
その代わり経験、学歴不問です。 普通に考えると経験、学歴不問はその人の人間力を厳しく評価しますよ、と宣言しているわけです。 決して甘い採用基準ではありません。 初任給の20万円は高くも無ければ安くも無いと思います。
大阪府が専門技官として薬剤師を募集しているそうですが、月給19万円台、人材紹介会社に薬剤師の求人を依頼するときの年収は500万円~600万円、大阪府の賞与は決して多くないはずですから、今あこがれの公務員なのに応募が無いそうです。
応募者に『当社の営業はかなり厳しいですが、権限委譲は十分されますし、所得は年功給でなく実力によります。 厳しく叱責する中間管理職は居りません。5年ぐらい勤務し、上位の売上の人の年収は500万円くらいです。』と言うと『是非就職したい。』と言われます。
つまり500万円の所得を得るだけの働きを期待しますよということで、『楽に稼げますよ!』とは一言も言ってません。 事実を伝え、応募者は事実の意味を十分理解すべきと思います。
よくする質問に『あなたの強みは何ですか?』がありますが、この質問だけで応募者が自分のことを理解しているのか判断できます。
『コミュニケーション能力が高いことが強みです』、『何故そう思いますか?』、『他人と争わないし、友人によく言われます。』など、自分の意見や信念を持たず、主張しなければ他人と争うことはないし、そもそも自分の主張が無くて何をコミュニケーションするのか教えてほしいです、とまでは言いませんが。
しかし応募者の多くの人は善良そうな人達で、恐らく変化の激しい環境で生きていけないだろうと思える人達のような気がします。
せめて自分の仕事を決めるにあたって、生き甲斐や人生観、志は多少無理があっても語ってほしいと思います。

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ハローワークの活用

 介護の事業は介護機器のレンタルと用品販売及び住宅改修です。 住宅改修は大変手間で習熟が必要です。 その一方で利益率は低い、クレームは多い、書類作成の手間が多いなど営業はあまりやりたがりません。
 天王寺の店長から住宅改修の先任者を採用したい、建築士2級か施工管理技士2級を持つ人材の採用を要請されました。 介護の営業職はハローワークの求人表に『福祉用具専門相談員』の職種名で出しますので、必要免許欄に資格名を書いて出しました。
 見事に応募はありません。
 ハローワークには応募者が自分のキャリアを登録するシステムがあります。 資格名を入れて検索しますと、大阪府の登録であわせて5名、比較的高齢の方が多かったです。
 そこで職種名に高齢者の住環境整備を目的としたリフォームのプラン立案、施工管理としましたら翌日2名の応募がありました。
 民間の人材紹介会社がハローワークをこき下ろそうが最強の就職斡旋機関です。 ただシステムに問題があるのか、この不況下募集しても応募が無いはずがありません。
 ハローワークを通じて採用するにはいろいろコツがあり、窓口職員はその方法について的を得たアドバイスをしてくれません。
 例えば法律は求人に際し指定された理由に該当しなければ年齢制限を設けることはできません。
 今回の場合、高齢者介護の住宅改修に特化したものなので、一般に経験をつんだ人は少なく、年齢条件は付与できます。
 企業側として年齢にこだわるつもりは無く、当社で経験上高年齢の人はうまく定着しないため、年齢条件をつけています。 窓口のアドバイスは応募が無ければ年齢条件を外したらどうかというものでした。 それでは事業が成り立たない、何も知らないハローワークの職員に会社をつぶされてはたまらない。 まったく大きなお世話はやります。
 ハローワークに行く機会があれば周囲の職員を見渡してみてください。 いろいろなコーナーがあり、彫像のごとく何もせずに座っている人が何人かいます。 そういう人にも高い賃金が税金から支払われ、定時を過ぎれはさっさと帰ります。
 厚労省は雇用環境改善のために大きなお世話を法律立案を通じて行いますが、自ら襟を正すべきで、ハローワークに監視カメラをつけ、彫像タイプの職員はすぐにクビにするとか。
 まあ、厚労省から見れば大きなお世話ですね。
 以前人材銀行(ハローワークの兄弟会社みたいなもの)に求人に行きましたら厚労省から出向してきている職員が対応しました。
 薬剤師の募集で年齢条件60歳としたら、「定年65歳ですからその年齢条件は不当です」と仰る。 調剤薬局は薬局ごとに来る処方箋の内容が異なり、棚位置も異なり、おまけにジェネリックの推進により棚数は2倍に、ちなみに当社は2500アイテム、常識的に60歳を超えた人が入職されたら何時間違われるかと思います。
 「面接で本人の年齢から当社の業務耐えられなければお断りすればよいわけですね」というと、「そんなことをするならもうここにくるな!」、若造の厚労省職員は高飛車に言い放ちます。
 人材銀行は何時行っても空いており、あまり斡旋できているように思えません。 まあそんな若造がでかい面をするのなら、納税者としては独立採算制を提案します。 せめて厚労省出向職員の給与だけでもいいですが、いかがでしょうか?
 これも大きなお世話ですね。 というわけで最近人材銀行に入っていません。

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