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[言葉]

質問力

 会社の代表を辞めてから新しい代表に質問されます。 質問を受け、誠実に答えていてもなかなか意思が伝わりません。

例えば流れとか方向、ベクトルの話をしているときに座標の質問、ところで今どこにいるのか? とか、それを知ってどうするのか? と反問したくなります。

初めから話の流れが違えばいくら細かく質問し、誠実に答えてもイメージは伝わりません。 ついに次の言葉をアドバイスしました。

 

誤った質問に対して常に厳密になされる正確な回答よりもしばしばあいまいではあるが正しい質問に対する回答の方がはるかに優れている。

ジョン タッキー (統計学者)

タッキー氏がどのような局面でこの言葉を思いついたか、想像は難くありません。 専門の統計学での質問とすればますます『誤った質問』はイメージできますが、恐らく『株で儲ける方法を統計学から説明してくれ』とかです。

誤った質問であっても質問者と自己の立場を考えて切れるわけにはゆかす、何とか回答を出します。

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