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自分を鍛える

 ドラッカーは自分の強みや弱みについてほとんどの人が解っていない、せいぜい弱みの一部が解っているくらいだと言っています。 自分の姿は見えないし、自分の言動は相手が言ったことほど記憶していません。

もし自分の姿が見えて自分の言動がおさらい出来たら自分のことが解るようになります。 ビデオレコーダーが出来て自分の声や姿が見られるようになりました。 テニスをやっていた時に自分のフォームを映像で見て『こんなに下手なら上手くなりようがない』と思いました。 初めて録音装置で自分の声を聴いた時もショックでした。

自分という存在の見た目はセンスの良い服を着て清潔にし、きれいな歩き方を心がけます。 コミュニケーションでは喋る速さや語彙に工夫し、表現力を豊かにします。 社会的に信頼を得るために、つまりは仕事をうまくこなすために何をどのように考えれば良いか、自分の考えをテーマを決めて作文します。 作文は会話と違って時間に余裕があり、相手は紙です。 自分がどのように考えているか冷静に書く事が出来ます。 書き始めのものを読めば迷っていることをくどくど書いていたりしますが、だんだんと筋の通った文章になり、さらに自分らしさも出てきて人に読まれて恥ずかしくないものになっていきます。

会話ではよほど訓練を重ねなければ普段封じている言葉や考え、相手の発言内容に刺激を受けた自分らしからぬ発言も出てきます。 せっかく多くの作文で鍛えたのに、テニスで言えば散々壁打ちで練習してきたのに相手が壁でなくなるとたちどころに望まぬ自分が出てきます。

私は自分の理想に向けて思考や会話を訓練し、理想に近づくことを否定していません。 私は65歳で躾けには年を取りすぎていると思われるかもしれません。 俳優は自分の映像を何度も見て研究するし、政治家は失言しないように努力するでしょう。(マスコミが批判するかどうかが訓練の基準でしょうが)

もし自分が理想に近づけば、そしてその理想が社会一般から受け入れられるものであれば見えてくる景色、人間関係が変わってくるでしょう。 まず自分に対する相手の見方が変わり、相手が影響を受けて相手(自分の周囲の人間)も変わり、相互の関係もさらに変わっていきます。 出来るだけ多くの人とこのような相互作用が成立し発展して行くことが私の理想です。

 

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