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[事件]

 会社の職員を見ていて大変粘り強い人がいます。 別の見方をすると心がブレない、頑固などにあたる人です。

そういう人が仕事で貢献する場面の一つに仕事が柔軟性を求めない場合があります。 去年も今年も同じことを同じようにしなければならない仕事です。 どちらかと言えば職人的な仕事で、今までと異なる切り口の仕事を説明するのにずいぶん苦労します。 プライドが高く、一言で済む説明を言葉を尽くして行い、少しでも相手を否定することを言えばむくれられます。 それなりの会社でそれなりの地位にいた人ですからプライドは高いでしょうが、前職それで評価されていたのが驚きです。 話をしてみると何でもやらされやってきたとおしっゃいますが、同じような視点での仕事を種類は異なってきてもこなしてきただけで、視点が変わればついてこれません。 色々な視点で課題に対処できるのであればやってきた仕事の種類は少なくてもよいのですが。

こういった頑固な人は優秀かどうかは別にしてへそを曲げた時、つまりは業務命令に反感をもったりそもそも会社に反感を持ったりするとその憎しみは屁理屈で裏打ちされ、個人の性格と相まって憎しみに育ってゆきます。

憎しみは復讐に繋がります。 組織で働いていてこのような感情は当然好ましくなく、よほど組織側が間違っていない限りは組織側の言い分が通ります。 組織に問題があり、内部告発した事件でたまに告発者が訴訟で勝ち、報道されますがまれな場合です。 大抵の組織は程度の差があれ法令順守して運営されています。

子供じみた復讐心は手間暇コストがかかり、生産的ではありません。 多くの場合頑固な人が視点を変えて物事を判断できないために起こる問題のように経験上感じました。

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