監査役BLOG

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秋田の自然

 24日に秋田県にある1500m弱の森吉山のゴンドラを乗りにゆきました。

紅葉が美しいスポットで森吉山にある阿仁スキー場のゴンドラです。 8時30分に乗り場に到着すると駐車場は半分埋まっていました。 9時30分ゴンドラ稼働開始とネットに案内が出ていましたが到着時にすでに動いていました。

左の写真はゴンドラから撮影したもので、柱の後ろに隠れているブナの木にクマが登っているところを撮影しましたがゴンドラの支柱に隠れてしまいました。 登山客も多い人気の山にクマが出たのは驚きでした。

右の写真はゴンドラ終点からの景色です。 雪が積もりその向こうにはブナの原生林の紅葉、その奥には紅葉前の山が見えます。 ブナの紅葉は黄色、葉が散る寸前は茶色と緑から茶色までのグラデーションが美しいですが写真では判りません。 晴天が続いた後の紅葉は造花のように見え、雨上がりの紅葉はみずみずしく色に深みが出てきます。 この日は雨上がりでガスも晴れて遠望できる最高のコンディション、ゴンドラを降りた時には終点はガスの中でした。

森吉山からの帰路、国道から20㎞ほど林道を入ったところに温泉があるので入湯しました。温泉宿は2軒あり、1軒は国民宿舎で立派な建物、奥にあるもう一軒はボロボロの民家、後者に入るとブナの原生林に囲まれた露天風呂があり、日本の秘湯という提灯が掛けられていました。

自宅から1時間ほどのところでクマにも出会い、秘湯に入浴したりスキーもできるので自然に恵みを満喫できます。

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秋田

 今日は雨模様で車で温泉に行くことにしました。 碇ヶ関という江戸時代の関所跡にある温泉で、入湯料が400円とお得な温泉です。 前回報告した玉川温泉は濁ったお湯でしたが碇ヶ関は透明の温泉です。 秋田の温泉はどこも湯温が低く長時間浸かっていられます。

温泉を出ると晴れてきたので日本一美しい紅葉との触れ込みの蔦沼に向かいました。 碇ヶ関からの経路は八甲田山山麓を巻くように走るルートですが標高が上がるにつれて気温が下がり、紅葉が進んでいました。 対向車の屋根やボンネットに雪が積もっていて雪が降っているのかと思っていたら降ってきました。 写真は引き返したパーキングの積雪です。

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秋田を満喫

 昨日は雨上がりの合間を縫って秋田・青森を縫って走る林道をバイクで走りました。 紅葉の向こうに岩木山が見られます。

テニス仲間と話していて山菜取りが話題になりました。 連れて行ってほしいというと5月とのこと、残念ながらその頃は大阪にいる予定です。 ではキノコ狩りはというと食べられるキノコが分からないので行かないとのことでした。 バイクのツーリングの話をするとこの林道を紹介してくれました。 名前は『青秋林道』(セイシュウ林道)美しい響きです。

林道は車が離合できないほど狭く、落ち葉で蔽われガードレールはありません。谷側が深い場所が多く、山側には溝があり、こちらも脱輪すると大変です。 時速30㎞程度でそろそろと進みます。 その道を小型バスが下ってきたのでびっくり、多くの車はカーブミラーなどで対向車を発見すると道幅の広い所で待ってくれています。

終点は摩須岳987.7mへの登山道が伸びています。 ここは白神山地の中心に近いところで頂上からはブナの群落の紅葉が見られるが日本海の潮風が災いして反対側のほうが美しいと終点でお会いした男性登山者が教えてくれました。 私が住んでいる能代から東に30㎞の所にある鷹巣に住んでおられます。 聞けば同じ年齢、おそらく鷹巣で70年近く暮らしてこられたのでしょう。 何を言っておられるか方言が強くてわかりませんでした。

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秋田ナウ

昨日の八幡平の景色です。 八幡平と白神山地は30年前からあこがれていた山域です。 当時私は山の会3か所に加入して山にばかり行っていました。 夏はピークハントに沢登、冬は山スキー、春と秋は上達しなかったけれど岩登りに挑戦していました。 雪の山のスキーは一番惹かれ、積雪期は降雪の多い北陸に通いました。 いつかは東北・北海道の山と思いましたが当時は叶いませんでした。

秋田に来て東寺であれば憧れの山域が日帰りで楽しめます。 今は山スキーはやめていて白神や八幡平のブナの自然林に通っています。 昨日八幡平に紅葉を見に行くと降雪で通行止めで、まさか10月に降雪とは思わなかったのですが、ゲートを管理していた作業員に聞くと昨年より3日遅いとのこと、ゲート前の駐車場には他府県ナンバーの車が並んでいました。

秋田に来て地元の人はスキーをしない人が多いのに驚きます。 秋田は雪質の良いスキー場が多く、ウィークディに行くと安比のような有名スキー場も待ち時間なしでゴンドラに乗れます。 秋田の人に連れて行ってもらいましたが飽きもせずリフト・ゴンドラで一人で滑っていると皆さんは早々にレストハウスで休んでいます。 私はきっとあくせくしているのでしょう。 早くスキーシーズンにならないかと思っています。

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能代の冬

 大阪の友人に連絡したら『もう寒いの?』と聞いてきたので「フリース着て朝晩ストーブをつけてるよ

」とじ冗談言ったら本気にしてしまいました。 確かに大阪より寒く、最近では最高気温20℃+α、夜は13℃くらいで肌寒いです。 しかしストーブを点けるほどではありません。

別の独身の貧乏な友人に「秋田はいいよ、移住したらどうか?」と誘ってみました。 「俺は寒いのが苦手、貧乏だから燃料費が負担になる」とのこと、我が家は犬がいるので二部屋暖房が必要で500ℓの灯油タンクに3~4回給油、70円/ℓで冬のシーズに12万円ほどかかりました。 近所二人暮らしの人に聞くと一冬に300ℓで過ごしていると事だったので我が家は温めすぎなのかもしれません。

たまたま灯油がなくなり電話で給油を頼むと100円/ℓと昨年よりずいぶん高くびっくりしました。 確かに原油の国際相場は80ドル/ガロンで近年では高値を付けています。 ガソリンもレギュラー160円/ℓの所もあり高くなっています。

秋田に住むにあたって薪ストーブを計画していました。 薪ストーブは本体、設置費が合わせて100万円程度と高額で、さらに薪の確保、置き場に困ってしまいます。 薪自体は同じ熱量なら灯油より高いはずです。 コストを無視して手間も無視すればよいのですが薪ストーブ自体が高くつく趣味のようなものです。 秋田でも山の中の集落に行けば薪ストーブの煙突が突き出ている家があります。

知り合いになった園芸家が薪を分けてあげるよと言ってくれましたが、シーズンに軽トラック何倍もの薪の運搬は大変で起き場所もありません。

秋田県能代市は思っていたほど寒くなく最低気温が0℃以下の日はシーズンを通して数日です。 最近日本の林業について日経新聞に記載がありました。 年々低下する木材価格に伐採しにくい日本の山林は伐採や植林にコストがかさみ、50年以上伐採されない植林の比率が年々上がっているそうです。 一方コメリなどで売っている薪は高価です。 総合的に考えて木材業者は薪の燃料化を考え、薪ストーブメーカーは使い勝手の良い薪ストーブを開発すればよいと思います。 林業家も収入につながり、環境としてもグリーンエネルギーで山林も若返ってゆきます。

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秋田の今

能代(秋田県)の家にバイクで半年ぶりに帰りました。 1,000㎞弱を250ccの小型バイクで高速を使わず1泊2日での旅です。 燃費の良いバイクなので 23ℓのガソリンで走破しました。 少し時間に余裕があり、かつて山スキーで滑走した鳥海山のブルーラインを中腹まで寄り道しました。 写真は紅葉の始まった頂上方向の樹林です。

鳥海山は独立峰で富士山のような形をしており、山頂からは鉛色の日本海が望め、そこに向かって滑ったことを思い出しました。 秋田も昼の気温はこの時期でも30℃近くになりますが、夕方は急に冷え込み最低気温が10℃から15℃くらいになるので夏用のメッシュのジャケットでは寒く感じます。

オフロードのバイクなので2日後には白神山地最深部の林道を走りました。 白神はブナの自然林の大群落かと思いきやブナの群落は一部で、進入禁止されている保護区に多く見られるかもしれません。 林道沿いに一部群落があり、近畿ではお目にかかれない気持ちの良い林でした。 地元で知り合ったハイカーもこのブナ林に入山しており、ハイカーの間では人気の場所のようです。

能代の人はなぜ大阪から移住するのか同じ質問を受けます。 バイクで走っていて能代に近づくと広い平野の周辺部は低い丘が何重にも連なり、ひれが林になっています。 そしてその奥に低山が取り囲んでおり、北方向は白神山地を見ることが出来ます。 高い建物がないので空が広く田んぼの黄金色や周辺の林の緑、さらにその奥のかすんで見える山並みに気持ちが落ち着いてきます。 大阪より東に位置するので日没は30分ほど早く、夕方の人口光は少ないので寂しい秋の夕暮れになります。

能代の人はこの美しさに価値を見出していないようです。 しかしよそ者が地元の人に言う事かと思います。

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