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買い物は楽しいものである。 本当に欲しいものが手に入ったときはワクワクします。 おそらく誰でも同じだと思います。

私の友人は特に好きで、ネットで調べ、ショップで現物を見て回ります。 身に付けるものを見ることが多く、 服は売るほど持っていて靴はムカデじゃあるまいしと思うほど持っています。 そしてお金がないとぼやいています。

お金の機能の一つは交換価値を担保すること、物を買わないのであればお金は必要ありません。 なんでも盗むことができるドロボーはお金をあまり必要としないでしょう。 宅急便の来ない辺鄙なところに住んでいる人もお金はさして重要と思わないかもしれません。

私はドロボーを生業にしていないし、宅急便の来るところに住んでいてネットショップで買えばすぐに商品は届きます。 徒歩圏にデパートもあり、電車で数分圏には関西を代表する繁華街もあります。 物を買うことに関しては恵まれたところに住んでいます。

子供のころから質素な生活をしてきてお金を使う、モノやサービスを買う習慣が乏しい生活感が染みついています。 ありていに言えばケチ、よく言えば質素を美徳としていて地下鉄も二駅ぐらいは歩いて行きますし、近所の事務所に郵便物は自転車で届けたりします。 タクシーに乗ることはなく、健康管理に注意していますが医者の診察もなるべく受けないようにしています。 住居費を除けば月に5万円もあればタバコも買って生活できます。

10年以上前に3年ほど迷って自転車を買ったことがあり、今もその自転車に乗っています。 タイヤはもちろんチェーンやスプロケット(チェーンのかかった歯車)も交換して乗っています。 その時、買うことを迷ったのは仕事で使う自転車をサイクリングにも使えないかということでした。 プロショップに行き、100万円くらいの自転車に試乗してあまりの軽さと走りやすさに感激しました。 しかしそれぞれのパーツの耐久性は低く、距離を走れば頻繁に高額の部品を交換しなければならず、盗難にも気をつけねばならないなど購入対象から外しました。

プロショップをやめ元プロショップの店長に相談に行きました。(プロショップは4軒ほど回りました) その店長が普段乗っている自転車が置いてあり、結局それを買いました。 価格は3万円、一応サイズもあり、フィッティングもしてくれました。

ある上場企業の部長にこの話をしたら『なんでそんなにけち臭い』とバカにされたのを覚えています。 しかし10年以上使っているわけですから買い物としては大成功だったと思います。 このことを思い出して自分も買い物は好きで何軒も見て回る癖があるけれど買うというより探すこと、持ち物にするなら最適のもの、毎日違う服を着るよりかはお気に入りの服を何着かとっかえひっかえ着られなくなるまで着ることが習慣だと思います。

家に物は少なく、引越しは楽にすみます。 気が付けば物を捨てるようにしています。 それでも物が増えているか減っているかといえば微妙なところです。 貰うものもありますから。 物が少ないとシンプルな生活を送れるように思います。

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