[生活]
人生は結果の責任まで人間に要求したりしない
タイトルはオーストリアに生まれた精神学者でユダヤ人でアウシュビッツで生き延びたビクトール フランクル氏の言葉である。
氏はロゴセラピーを提唱し、私はその言葉に救われたことがあります。 タイトルで気づかれたと思いますが、人生と人間をそれぞれ別人格として表現しています。 人は人生を演じるわけですが、演劇に例えれば役者=人は演技(人生)の稚拙なことまで責任追及しないという事でしょうか。
自分=私は必死に人生を歩み、苦しみや喜びをかみしめています。 苦しむのは私で、人生ではありません。 喜びも同様です。 不幸を感じて苦しんでいる人が人生が良くなり喜びを感じられるように人生に期待するのは間違いで、人生がそれを演じている人間に期待しているのです。