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品格

社内で品格という言葉が話題に上ります。 現社長が品格を事業の基本にしたからです。 品格とは何か? 品格の備わった人は上品に見える、当てはまらない人を多く見てきました。 上品に見えても話をすると教養がなかったり、すべての事をお金に換算したり、小さな嘘が平気であったりすると おや!と思います。

よく気が付くけれど素知らぬ顔をしていて、誠実、朴訥、勇気があって信念をもっていてなどが品格にあたるのではないかと思っています。 そのような人にはめったにお目にかかりません。 このブログでも紹介したチャンバラ小説に登場する愚直な武士は品格の備わった生き方として作者は表現しています。 多くのチャンバラ小説で同じような武士が主人公として描かれていて、義や忠に生き、迷いがありません。 多くは家族や地位やお金に恵まれない剣客です。 日本の高度経済成長期に多くのチャンバラ小説が書かれ、時代の批判として評価を得たのでしょう。

再びフランクルの言葉で品格につき次の言葉があります。

『この地上には二つの人種しかいない。品位ある人種とそうでない人種である。』

企業経営でも人生でもゆらぎなく成長や発展を遂げるのは品位が基礎になっている場合も多いと思います。 品位の無い企業や人が大きな会社になったり大金持ちになったりします。 しかしいずれその企業が消滅したりその人生が忘れられたりすることを最新の経営学者は予言し、哲学者は警告しています。

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