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時間管理

 最近歩く速さは遅くなってきています。 昔山に頻繁に登っているころは速足で、誰かと歩いていても気が付いたら一人ではるか先を歩いていることが多かったように思います。 今どれくらい遅いかと言うと時速4㎞前後でしょうか。 早く歩こうと思ってもスピードが上がりません。

朝家を出て会社に行くとき、時速4㎞で歩いていると毎秒1.1メートル進みます。 10メートル先の人に追いつくには毎秒1.3メートルに加速し(時速4.7㎞)50秒かかります。

早く会社につきたいなら早く家を出るか早く歩くかしかありません。 早く歩けないなら早く家を出ることになります。 私は目覚めてから起きるまで、ベットを出てから家を出るまで時間がかかります。 目覚めてから起きるまで30分くらいでしょうか、ベットを出てから外出するまでに2時間くらいかかっています。 TVコマーシャルなどでトーストをかじりながら買ったシャツを着て飛び出してゆくサラリーマンの姿が出ますが、最短でベッドを出てから30分で家を出られると思います。 そうすれば2時間仕事が進みます。

その人が残業がほとんどなく年間約2000時間働くとします。 年収600万円とすれば時間給に換算すれば3千円、毎朝の2時間は6千円分になり、バタバタしなくても生み出す事が出来ます。 年間就労日が250日とすれば500時間、約150万円になります。

残業や早朝出勤を500時間すればいろいろ問題になります。 しかし2時間30分の出勤前時間から2時間を捻出できるのであれば8時間勤務の中で2時間程度は捻出できそうです。 もちろん人間のやることなのでほっと一息も必要です。 しかしバタバタせずに時間は捻出できるものです。 仮に2時間捻出できれば仕事の量が同じであれば残業はしなくても済みそうです。

スコップで土を掘り起こすような純粋肉体労働ならこれは大変ですが、大抵の仕事はそうではありません。 数字の入力をしたり、会議の提案書を作成したり考える部分もあります。 会社でもよく見られるのはPCの前で固まっている人です。 ある時は何か考えているのでしょう。 しかし定型業務では考えることは少なく、細かな判断の集積です。 本人は考えているつもりでも悩んでいたりボヤっとしていたりする時間は無駄です。 悩まない、ボヤっとしない、一つの作業が終われば次の作業にすぐに移る訓練を重ねる必要があります。

生産性が話題になるときブラインドタッチなどスキルが話題になります。 確かにスキルは時間短縮に効果があるのですが、スキルより仕事の無駄取りが大きく時間節約になり、空いた時間で更なる無駄をなくしたり、スキルアップを図る事が出来れば組織の生産性は高まると思います。

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