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判断

 経営層の主な仕事は判断にあります。 判断できない人は経営者に向いていません。 評価に注力する人、判断を変える事が出来ない人、判断ミスを引きずる人も経営に向いていないのかもしれません。

ドラッカー氏も経営者や軍人、船長等困難な判断を求められる職業での判断力の重要性を解説しています。

現場に近い仕事は継続反復で判断は過去の経験から確立を上げる可能性は高いです。 経営などは外部環境、組織の大きさ、判断を実行する人の技量など変数が多く判断を蒸すかしくしているという事でしょうか。

経営での実際の判断すべき項目は一般にたくさんあり、重要性や緊急性、将来に影響すること、些細なことだけれどいずれ判断しなくてはいけないこと等に分類されます。 そこに順番が入ってきます。 これは判断項目に関連があるため、これをしなければ次はうまく行かないといったものです。 例えば人事考課制度と賃金制度は連動していなければ両制度は機能しません。 社員教育をしなければ人事考課制度は片手落ちになります。 人事考課制度においても何が出来れば評価されるのか、その『何』は戦略や理念などともベクトルがあってなければなりません。

経営の判断は項目が正しく選定されていること、項目間の相互の関係が認識できていること、それらを頭の中で判断してシュミレーションして相互関係を確認すること、が判断のプロセスです。 誤判断を後に引かないのは必要ですがなぜ誤判断だったのかのシュミレーションも必要です。 シュミレーションは結構楽しいものですが、納得行くまで延々と行うので頭の中が空っぽになりにくいのが辛いところです。

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