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企業再生3

 一般的な事業で経営が破たんするには明らかな原因があります。 『そのようなことは経営判断としておかしい』ことが行われています。 誰が考えてもおかしいことがなぜ行われるのか、必ずそこに理由があります。 経営者が職員に良く思われたいとかです。 いわゆるえこ贔屓、経営者は贔屓をした人が優秀でそれに値する処遇を施したと考え、贔屓された方は自分は優秀と信じています。

いつの時代でもどのような文化・組織でも必ず起こります。 その原因の原因は経営者は孤独で寂しい、とかその経営者に人を見る目がないとかどれも言い訳です。 人の評価は思い込みではなく何かをやら下せた結果を評価、その結果に至ったプロセスの評価を念入りに行うより方法はなく、思惑と違った評価になれば(思っていた以下の評価になった)その人を降格すればよく、思い込みの評価に固執するものではありません。

経営存続に重大な影響を与えることは部下の評価だけでなくビジョンの設定やコンプライアンスなど大小さまざまな要因があります。

現在賛成に関与している会社の創業主は職員への思いが厚く、逸脱したことをいくつかやっていて利益をお気に入りにばらまいていました。 それでも賃金規則にノーワーク ノーペイを減速すると書かれていて、わざわざ賃金規則に書くぐらいだから強く感じたのでしょうが実践できなかったところに弱さを感じました。

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