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貢献

 営業職の採用面接で『負けず嫌い』かどうかを質問します。 性格のパターンとしてファーマー型、ハンター型があります。 地道にコツコツやるのがファーマー型、動き回って仕事を取ってくるのがハンター型くらいに認識しています。

広告代理店で執行役員になった友人は自らをファーマー型と言っていました。 いつも忙しく動き回り、行動力があるのにファーマー型と自己評価したのは以外でしたが、営業職というのはまめに畑を耕すのが仕事で動き回るだけではダメと言っていたのが印象的でした。

当社の営業職でもどちらのタイプもおられ、相互に活躍していて二つのタイプが必要と思いました。

採用面接ではその人が当社で仕事で貢献してくれるかどうかがポイントになりますが、ファーマー型であれハンター型であれ貢献する人もいればそうでない人もいます。 つまりはどのようなタイプの人という分析と貢献するかどうかは別の評価になってきます。 それでもどのようなタイプの人かは最初の面接で把握しておきたいことです。

貢献する人かどうかの確率をあげるのはどのようなタイプの人か見分けるよりも大変難しいことです。 タイプの評価確立をげる為に視点を変えて質問を繰り返せば精度は上がっていきます。 入社後本人の活躍を見ていて『やはり』と思うことはよくあることです。

しかしこの人はすぐに大きな成果を上げるだろうと思っていた人が空振りだったり、余り期待していなかった人がいきなり貢献したり、暫くしてから突然貢献が目に付く人もいます。

採用面接は採用側は本人適性を計り、応募者は勤務する会社適性を見る場です。 適性は確かに大事なのですが、よほどの事がない限り殆どの人は当社で貢献でき、殆どの人は当社で貢献しないように思います。 これだけ言えば人が仕事で貢献するかどうか会社の風土・教育に全責任があるようですが、私は風土・教育が多くの職員の貢献に絶対的な影響を示していると思いません。 他人と過去は変えられないと言う考えです。

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