[プライベート]
東北の春
なぜか東北は桜の名所が多く、とりわけ観光案内に出てくるのが青森県弘前市にある弘前城です。 秋田県能代市の我が家から最短コースで103㎞、景色の良い日本海回りでは130㎞強で、4月25日月曜日にオートバイで出かけました。
写真は弘前城の外堀一面に浮かんだ桜の花びらで、大手門への赤い橋が見えます。 この日は満開というより花が一番散るときに出会いました。 東北では寒い日が続いていても日が長くなると突然開花し、5日ほどで散ってしまうそうです。 暗い冬が終わればつかの間の春が訪れ、すぐに夏になるそうです。
白神の山々には雪が残っていて、冬と春が同居しています。 桜の開花は春の音連れを知らすタイマーとして東北では各地に植えられていて、ソメイヨシノが終わってもしだれ桜、八重桜、その前はヤマザクラが短期間に咲き誇り散ってゆきます。
弘前市役所の駐輪所で盛岡ナンバーのライダーと話しました。 東北ではツーリングの場所に事欠かないと話が盛り上がりましたが、彼も最近神奈川から引っ越してこられたそうです。
秋田に家を買って3年目にしてやっと弘前城に行けました。 お城はことのほか広く、城内は桜だらけでもともと軍事施設ということからから考えるとお城の機能がなくなってから植えられたのかと思います。
月曜日に行ったのに駐車場入ろうとする車が渋滞していました。 東北には桜の名所が多いのにこんなに人気があるとは意外でした。