監査役BLOG

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社労士とのぼやきあい

「御社で最近退職者が多いのは何か問題があるのですか?」
「問題は特に無いと思います。 ハートが弱いのだと思いますよ」
「何処の会社でも同じような話題がありますね。 最近の若い人は高額の報酬を求めない一方で、できるだけ早く帰ってプライベートの時間を大切にしたいようですよ」
「誰だってそうでしょうね、早く終われるように努力しているのでしょうか?」
「努力せずに定時で終わりたいということですね、それで退職者の対策として何か考えてていますか?」
「若年者就業の経済学という本を読み、労働マーケットの状態を勉強したり、ジョン ダンカン著の知性誕生という本を読んで価値観について考えたりしています」
「?」
「離職率を下げる対策の話になっていませんね、早く帰りたいのに帰れないのは事務作業の処理能力が低いことが原因しています。 事務処理能力は学業成績と相関関係が高いと思いますのでそういったテストをするのはどうかと思っています」
「なるほど、でも最近は応募者側がテスト慣れしていて正確診断テストでいい結果を出す人が多いようですね」
「ふりのうまい人は個別の問答で見破るしかありませんね、時間は掛かるけど」
「ハローワークがしっかりしてくれて、良い人材の供給源になってくれたらいいのですけど、ハローワークの人材そのものに問題を感じますよ」
「いや、ハローワークもひどいけど社会保険事務所はもっとひどいですよ。 てきぱきしているのはパートの人ですよ」

というような悪口を言ってました。 話のかみ合わないこと、それぞれの不満、人事労務の問題は汲めども尽きません。 日本の経済問題の原因はこの辺りあるような気がして仕方がありません。

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