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宮崎 駿 氏

たまたま見たTV(普段はほとんど見ないのですが)で、宮崎 駿氏のインタビューを放映していました。

私は宮崎 駿氏の作品をエンターテイメントとしてそこそこ楽しんできました。 特に評判になった作品は私の中でも評価が高いです。

彼が作品作りのコンセプトを考えるのは何年もかけてで、そして時代を反映するものを手掛けていると語っていました。

失礼ながらそこまで作品を深く鑑賞したわけではなく、事態を反映したなどと言うことより、ファンタジックな美しい映像に惹かれていると思っていました。

そんな作者が時代を反映し、先取りし、時代を読みと社会は小説のようなことを述べられたことに驚きと衝撃を受けました。

私は映画をよく見ますが、何らかの賞を取った作品が多いと思います。 つまりメジャー志向です。 アカデミー賞受賞作はお金もかかり、有名俳優も起用し、見どころもたくさん用意してエンタテイメントの水準を上げています。 しかし友人曰く、「時代の要請で賞を取っているんだ」と言う意味がよく分かりました。

最近見た映画では「華麗なるギャッツビー」、「マーガレットサッチャー」、「レ ミゼラブル」、「戦火の馬」、「英国王のスピーチ」、「東京家族」、見ていて涙を流した作品、感動と言うほどのものはなかったものの後で何度もシーンを思い起こしたもの、悩んだときにふと浮かんだ主人公の発言とかがあります。

どこかで、私の中で、生活で、仕事で、現代にだぶらせたコンセプトがあり、私のように鈍い人間にもそれが伝わるのだと思います。

有名スターをキャストし、お金をかけただけでは賞は取れないし、評判にもならないのでしょう。 時代の影を反映して完成度の高い作品が評価される、その意味で映画館に行って初演を見るべきで、話題にならなくなった時にDVDを借りて見たのでは、しなびたレタスのサラダを食べるようなものでしょう。

しかしなぜ時代を反映しているのか、そんなことは評論家に任せ、私はひたすら旬を楽しんでいます。

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