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高齢化社会

当社には60歳を超えて働いている人が10人以上おられて、ほとんどが60歳を超えて当社に来られた人です。 皆さんお元気で黙々と業務をこなされています。 以前の職も様々で、当社への就労の動機も様々ですが、この年で働けることが幸せであるとおっしゃる人がいて、私も61歳になり早く引退したいと思っていても働けることは幸せなのだと思うようになってきました。

しかし、自分の仕事は経営者、その仕事をこなせて働いていると言えます。 60歳に近づいたころから早く引退したいと思いだしましたが、なかなかチャンスがやってきません。

私は経営に携わるようになって実務をできるだけ職員の方にお願いするようにしてきました。 自分はすでに現場についてゆけないので実務はできない、旗かバッチのように象徴的存在ですよ、と言い続けてきましたが見過ごすことのできない局面で口を出してしまいます。 自分では質問するだけにとどめているのですが、質問がアドバイスになり、指示命令になっている事もしばしばです。

黙っていて失敗が見えている事なら「何故そうするのか?」と質問し、「こういう方法はどうか?」から「このようにしては」に変わってきます。 それが的を得ているなら良いのですが見当はずれのことも多々あります。 理由は現場の情報不足、自分の思い込み、時に好みも影響します。

採用の一次面接を担当し、二次面接に来てもらった人の受け答えがあまりに稚拙で『しまった、二次面接に回すのでは無かった』と後悔し、二次面接で現場の職員が良しとしたときに『皆が良いというのなら採用すればよいが私は反対』と言ってしまったことがあります。 そもそも一次面接で良しとしたのだから二次面接を行っているのに一時担当の私がお膳をひっくり返すような場面です。

老化は解りやすい部分、皮膚のしわや体力などと判りにくい部分、好奇心や集中力などに分かれると思っています。 前者はフィジカルなトレーニング、後者は何か新しいことに取り組むことで改善できると思います。

食事内容や睡眠、排便、筋トレ、散歩などで前者の改善を図り、ちなみに筋トレでは1回にできる腕立て伏せなどはかなり短期間で改善が見られます。

後者はというと新しい遊びに取り組んだり、それが煩雑なものであって反復しなければならないものを選ぶ必要があります。

私は英会話を始めることにしました。 これは時間がかかり、日常生活を制約するようですが、隙間時間を使って集中するようにしています。 たとえば15分とか、そんなに面白くない事なので集中も続きませんが15分で3つぐらいのフレーズを暗記するとかです。 これは今のところ学習効果は表れていません。

それ以外にも減量することも目標にしていて、3年ほどかけて約8㎏減量しましたが、目標はあと10㎏の減量です。 継続して体力を落とさず減量しようと思っていますので何年もかかるでしょう。

ほかにもいろいろやろうとしていることがあり、目先の目的は経営者を続けられること、においています。 長期的には元気で老後の期間を過ごすことにあり、減量や筋トレは避けて通れないテーマです。

時間のかかる事ばかり、達成水準や目標は設定してきませんでしたが、それも良いのかなと思いだしています。 何年後には体重60㎏、腹筋・腕立て伏せ連続100回可能、一日歩き続けられる体力・持久力、たいていの人と楽しく話ができる情緒の安定と話題の豊富さ、瞬時の判断力、数分・数時間・数日・数週間といった解決までの時間に対する忍耐力、日常英会話力、新聞を読んで大抵の記事にコメントできる博識などです。 さらに付け加えれば他人を許す寛容さでしょうか。

ここまで来ると修行僧のようですが、老後を充実して生きてゆくにはこのようなストイックさが必要で、その生活を小さな苦痛でこなせるのも老人の強みでしょう。 別に今更人に勝つ必要もなければ何かを達成する喜びを原動力にする必要もない生き方だと思います。

コメント

  1. ダイエットなら私が実践した方法が効果的ですよ。
    ためして合点と図書館にあった暮らしの手帳にも同様のがありました。
    エクセルで30日の表を作り、1日3回、朝、帰宅時、寝る前に体重と体脂肪をつけて、折れ線グラフで引いていくと、視覚から訴えられて「もう少し歩いてみよう」「食べる量を減らそう」「山に行ったら何キロ減ったかな」とドンドン体重が減っていきます。
    72キロから64まで下がり、もう限界だろと思った頃に肉体労働に左遷され、おかげで61キロまで下がりました。
    天王寺から堺まで週に2・3回歩いたのもこのためでした。
    今では早起きした時に、大阪城まで何度か散歩に行きましたよ。

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