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老人の話題

今日は定期健康診断、法定されているので無駄と知りつつ避けて通ることができません。 以前よりは検診が手際よく進むので同じ検査項目でも時間は毎年短くなっています。

検診センターにつくと当社の職員が多く来ていました。 たまたま60歳くらいの人が多く、一つ検診が終わると誰かが待っていて話をします。 面白いことに話題は健康にかかわるもの、体重を落とせない、血圧が高い、最近散歩を始めた、酒を控えているなどです。

昔は60歳が定年でしたか当社は65歳、私も含めこの年齢層の人は実に元気そうに見えますが健康を気にしています。 皆さんアクティブで趣味もあり、気軽に世間話をしてくださいます。 一般の60歳過ぎの人よりずっと若々しく、元気な気がします。 「働こうという気のある人はみんな元気なんだ」と思ってしまいますが元気だから働こうという気になるのかもしれません。 ある意味で選ばれし人たちでしょうか。

しかし私の場合は数年前に会議で突然寝てしまうようになりました。 医者に相談に行くと無呼吸症候群とのこと、レーザーで喉の奥を焼切るか体重を落とすかと言われ、体重を落とすことにしました。 5年ほどかけて8㎏やせ、まだ減量中です。 途中で中性脂肪が高いのが解り、その対策でも減量を続けています。 基礎代謝が落ちたので8㎏の減量に長時間かかりました。 炭水化物を取らないようにする減量で、ご飯が好きな私としては大変つらい食事制限です。 減るほうは緩やかでも食べ過ぎると過敏に太ります。

ほかの同年代の人はそこまでの対策をしていないので立派なお腹をしています。 『きっと自分の方が長生きをするぞ!』と思いつつほかの人は気にする必要もないほど体が丈夫なのかと訝ったりしています。

そんなことで張り合うよりも趣味の話でもした方がまだましかもしれませんがこの年代の健康に対する不安は大きなものです。

一方若い職員たちは若いもの同士なりやら真剣に仕事の話をしています。 たまにこんな場所で会うのだから遊びの話でもすればいいのに、と思いますが若い人は仕事に対する不安が何より大きいのでしょうね。

新聞を読んでいると医療介護の話題に事欠きません。 それがいかに日本の経済の重みになっているか、のために高齢者は働き、年金受給開始年齢を引き上げ、と我々が経済発展を阻害するアンカーともとれる記事が多く出ています。 一方若者の勤労意欲や遣り甲斐についてもたまに新聞の話題になります。 当社職員に限り大変国策に沿った職員が多いことがわかりました。 皆が健康で前向きに働けば新聞の記事の内容も変わってくると思います。

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