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習慣化

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時間管理

私は毎日やるべき項目を紙に書いていましたが、主には忘れないためで、忘れる心配のないことは書かず、忘れてしまいそうなことを書くようにしていました。

たとえば図書館で借りた本の返却日とか買い物に行くこととかです。 毎日書くのは計画性がないので週間予定項目を書くようにしました。 今週やるべきことを書き出します。

罫線のあるレポート用紙に毎日習慣にすること、習慣にする以上書く必要はないように思えますがやった時に赤鉛筆で丸を付けることで達成感があります。

これは新聞を読む、一日を振り返ってノートに纏める、ブログを書く、筋トレ、メールチェックなどです。 それとは別に今週にやり終えたい大項目をページの半分を使って書いておきます。 週の途中で新たに発生したことは追記してゆきます。

習慣にすべき筋トレは1回にせいぜい10分程度、1日2回で週14回という風になります。 たった10分の筋トレがなかなか出来ません。 部屋にいてひと段落つくと次に何をするか予定表とにらめっこをします。 つらいことは後回しになりがちです。

週間予定表上部余白には前週の活動を踏まえ反省を書きます。 筋トレのような苦痛を伴う項目ができていなければ『少しの時間を大切にする』とか『すぐに取り掛かる』とか自分を追い立てるようなことを書きます。 大きな問題に着手できなければ『優先順位を重視する』とかになります。

毎日やるべき項目に追われ、疲労感が漂ってきます。 これはやるべき項目に目的意識が欠けているからと考えるようになりました。 何のために筋トレをするのか、61歳になってプールでかっこ良くありたいなどという考えはありません。 一時期体重が増えて無呼吸症候群に陥ったから体重を落とすためにやっています。

何年もかけて減量に成功し、無呼吸も治ったようですが油断するとすぐに太って元に戻ってしまいます。

新聞を丁寧に読むのはいろいろな人と話をするための共通話題のためです。 銀行員と話をするには当日・前日の日経新聞の業界関連記事は質問対象になりますから要注意です。

しかし筋トレも新聞を読むこともどうも前向きの目標とは言えません。 筋トレはイタリアのスーツを美しく着こなすためとか新聞は次の事業展開を考えるネタ拾いとか前向きの目標がないと徒労感に陥ります。

この歳で前向きの事を考えるのはイメージがわきにくいものです。 社内で会社の将来像を作るプロジェクトをやっていますが『千年続く会社を目指す』という発想は出にくいものです。 しかし、何を考えても人に迷惑をかけるわけではないので週間予定の先に月間予定、年間予定、10年計画、30年計画をつくらねばと最近考えています。

コメント

  1. メモを取るのは、物忘れ防止には有効らしいですが、メモだけ取る人がいる。
    キチンとメモを取り過ぎる人は、かえって頭の中には何も残らないという話を朝礼でさせていただいたことがありますが、当社にも居るのですよね、同じ症状の人間が。
    ※こいつの為に話したのに、わかってくれない。
    九州でもメモ魔の人がいて、社長が「メモを取るな!」と怒ったら、「メモを取るな」とメモしていたウソのような本当の話がありました。
    メモは、3品買うとかヒント的に書くのがよいらしいです。
    そうすれば、頭を使って考えるから。
    千年の企業で私が思うには、お近くの世界最古の金剛組の例もありますが、長く続く企業には、事業や従業員を守る、家訓、商道徳というものがあり、それを忠実に守っていることと、絶えず新しい血をいれて変化に柔軟に対応していっている企業が残っている。
    金剛組さんは、家訓から少し外れられたのが宜しくなかったようですが。
    家訓を守って、絶えず変化することに努め、気がつけば千年経っていたというのが理想なのでしょうね。
    佐伯泰英の古着屋総兵衛のように。

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