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最近の採用面接

新聞には求職者不足による採用難から、事業縮小や廃業する話題まで出ています。 一部の介護職に関して外国人労働者受け入れのハードルを避ける話も話題になっています。

国が発表する有効求人倍率が正しい実態を示しているのか、個別企業の採用を担当しているとあまりにミクロで統計データの意味が実感できない場合があります。

ハローワークからの応募者が減ったことから有効求人倍率の統計データは実態かな、と思います。

有料求人媒体からの応募者は結構たくさんおられます。

統計データがハローワークのデータから算出されたものであればなるほどとうなずけますが、社会保険の加入や資格喪失のデータ、雇用保険の受給者数、就労可能年齢の人口などを加味して計算しているでしょうから全国の実態が積算されているのでしょう。

求職者の履歴と次の求職内容ですが、違和感を覚えることが多くあります。 一流大学を出て学歴を必要としない職に就き、初めからわかっている就労環境になじめず転職する場合です。

その業種は残業が多いのは初めからわかっていたけれど残業の多さからその職を辞めるとか、賃金であったり、体質であったりです。

また大手企業を離職した方も多くおられ、わざわざ当社のような零細企業に応募される場合です。 実際採用してみると大変優秀で当社の就労環境や雇用条件が特に優れているわけでもないのに機嫌よく働かれています。

個別の事情もあるのでひとくくりにできませんが、何を目指して就職し、何が嫌で離職し、新たに何を求めて働こうとしているのかは採用面接で語ってほしいところです。

おそらく明確な意思があるからその理由もあり、語りたくないのかもしれませんが、我々の世代からすれば就職は重要なことなのでよく考え、人に伝えるようにまとめてほしいと思います。

採用側にとって離職理由を当社が満たすことができなければはっきり伝えないとまた転職につながると思います。

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