監査役BLOG

カテゴリ

[]

[習慣化]

過去の失敗

私は時々過去の失敗や恥ずかしい出来事を思い出します。 思い出すと言うより忘れることができないようです。

何かうまく行かないことが起こり、悩んでいると次々同様の過去の失敗がリアルに思い出され、より落ち込みます。

忘れようと思って過去の記憶を消し去ることはできず、思い出さないでおこうと思っても思い出してしまい、思い出すことで記憶が強くなってゆくように思います。

もしそのような記憶を消し去る薬があれば飲んでしまうでしょう。 失敗に学ぶものがあるかもしれませんが、将来に向けては過去の成功体験が望みを醸し出してくれるでしょう。

ある本を読んでいて、過去の失敗体験を反芻するのは百害あっても益はなし、と断言してありその通りと思います。

その本に過去の失敗体験を思い出さない方法は書かれていませんでしたが、価値観を変える、前向きに生きる、常に新しいことに取り組むなど将来に向けた生き方・考え方・行動に集中すればあまり思い出さなくなるのではと考えました。

年齢を重ね、将来志向に集中するのは至難に思えますが、年齢や立場でできることはたくさんあり、やり続けている同年代や先輩は多くいます。 膨大な体力を必要とすることは無理があるとしてもゴルフを始めて100を切るスコアを目指すなど可能性の高い話かと思います。

会社の職員の人の話を聞いてアドバイスをするとか、他人とのかかわりあいでできることも多くあるように思います。

一番やってみたいことは自分の考え・価値観・行動様式を変えること、立場上判断業務が多いわけですが、判断するに当たり自分の強みとして柔軟な発想を生かし、できる方法を考える、評価にあたって他人や社会制度を批判しないなど建設的な考え方でことにあたることを意識すれば自らも前向きになりますし、判断も建設的になると思います。

60歳を超えて考え方を変えるのは精神的には辛いことですが、体力的には耐えられることです。 精神的につらいというのはやってみれば解りますが、多大な苦痛で切れてはいけない瞬間に微笑んでいるといった行動をとることです。

ひきつった微笑みではなく心からの微笑み、人と接するときにいつも笑顔を絶やさず話を聞く習慣を身に着けるだけで耐え難い苦痛は和らいできます。 対人関係で悩んでおられる方にはお勧めしますが、即効性はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

上に戻る