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モテない男

私は最近シンプルな生活を求めるようになりました。 シンプルライフは私がまだ若かったころにTVコマーシャルで使われた言葉で、当時は何の関心もなかったのですが、最近になってとても惹かれる言葉になってきました。

別にシンプルライフの厳密な定義があるわけではないのでしょうが、私なりの解釈はなるべく無駄をそぎ落とした生活という意味で使っています。 何よりも物を持たない、全く持たないわけにはゆきませんが、部屋はものがありません。 一人暮らしでは広すぎる賃貸マンションに住んでいて、衣類や趣味のものはとても少なく、部屋にモノがあふれていることはありません。

服を新しく買うならもっている服は同じ数だけ捨てるように心がけています。 従って服に関してはクローゼットはスカスカ、靴は底を張り替え、最長30年程度、底を4回張り替えている靴も含め11足、ビジネス用の革靴は4足、カジュアル2足、テニスシューズ2足、バイク用2足そしてゴルフシューズです。 本は図書館で借りるのでほとんどありません。 CDも40枚程度と持っているものがとにかく少ないです。 車は無く、必要ならレンタルで済まし、オートバイと自転車が1台、友達と呼べる人は3人、仕事の付き合いはほとんどしません。

シンプルライフのもう一つのスタイルはお金を使わない事、生活費としては月5万円程度で生活しています。 外食や酒席がないわけではありませんが殆どが会社の経費で賄います。 お金が余って仕方ないだろうという人もいますが、その分給料は減らしています。 普通に生活していて少し貯金ができる程度、それ以上お金を使う生活をすると無駄が増えるだけのように思います。

例えば仕事でゴルフに行くときはお茶は自分で空いたペットボトルに詰めてもってゆきます。 そこまでケチるならゴルフをしなければと思われるかもしれませんが、世俗の付き合いは最低限するようにしています。 クリーニングはスーツのみ、カッターシャツは自分で洗濯・アイロンかけをします。 外食はせず自炊ですが、安い食材を買って同じものを連続して食べます。 次の買い物では別の食材を買って連続して食べますので栄養が偏る心配は少ないと思います。

気晴らしはオートバイのツーリング、日帰りが殆ど、たまにロングツーリングに行くときはユースホステルなど安宿を多用します。

私の友人でお金を払って済ませられることは極力お金を使う人がいます。 貯金はありません。 貯金の必要性を感じていないのでしょう。 多くの人に愛されていて、誘われれば付き合いも悪くありません。

私は付き合いが悪く、暇であっても誘いを断ることが多くあります。 そもそもあまり誘われません。 先日も京都に職員3人と出向き、昼ごはんにファーストフードの店に入ろうとすると『京都まで来たのだから湯豆腐が食べたい』とのたまいます。 仕方なく南禅寺の近くで観光客向けの湯豆腐を食べましたがまあこんなものか、程度の印象で、これなら王将の餃子を食べたかったと思うほどです。

女性から見ると私は金払いが悪く、決して楽しい人ではないと思います。 それが目指す生き方なので仕方がありませんが、価値観に忠実であればヒンシュクを買います。 つまりは程度の差はあれ、モテない男の典型は自分だと思い知りました。 それでも今の価値観は大切にしたいと思います。 いずれの時に私のシンプルライフが見直され、女性にモテモテの人になるのを願いながら。

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