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人は見た目を気にしすぎる

上顎の歯茎の中で膿がたまり、摘出手術をすることになりました。 差し歯の根元が傷んでいたようで、そこに過剰歯が潜んでいて、それも取り除くことになりました。

何の違和感もないのに歯茎から膿が出て、歯医者に相談に行ったら大変なことになりました。 何が大変かというと歯茎から膿を取り出すのに全身麻酔で入院1週間ということが大変です。 タバコは禁止、その病院はオペ対象患者は禁煙していないと即刻退院、オペ中止ということです。 禁煙開始はオペ日が決まった時から、1ヶ月も前から禁煙を宣告され、日々辛くこっそりタバコを吸っています。 紳士オペ日が近づき、それも叶わぬこととなりました。

大病院の口腔外科でのオペなのですが、口腔外科医はいわゆる歯科医、オペに際していろいろ検査を指定され、胸部レントゲンに異常な影、心電図異常、クレアチン値が高いなど多くの問題が発覚しました。

心電図以外は通常の健康診断でわかっていたことで、日常生活でまったく問題を感じていません。 より精密な検査を打診されましたが、この調子で検査を続けると次々治療項目が現れて立派な人に自慢できる病人になってしまいます。 そこで精密検査はお断りしました。 口腔外科医は『まあいいか』といった感じでオペの手続きをしてくれました。

人体は複雑で、体が皆同じように出来ているとは限りません。 出来損ないの部分もあり、それを気にしていたら生きてゆけませんというのが持論です。 別に異常がなければ放置すればよい、異常であれば治療すればよいと思っています。 元々体は強くはありませんが病気に縁遠く、日常生活はどちらかというと元気な方です。

しかし加齢とともに不具合は出てくるもの、一つ出てきたら様子を見て、検査をして日にちが立つといつの間にか何ともなくなります。 体はそんなものと思っています。

年齢相応に食べるものや運動に注意していますが、それ以上に健康であろうとしても何かおかしいと思います。 60歳なのに30歳にしか見えない女性とか健康食品の広告で登場しますし、筋肉の模型のような人が登場するスポーツジム、私の歳になれば健康であればよく、裸を売りにする年齢ではありません。 見た目も仮に40歳に見えようとすると無理があります。

私でも気持ちは若くいたいし見えたいと思っています。 『本西さんは若くて元気ですね、〇〇歳くらいですか?』の年齢が実年齢より高かった時には落胆しました。 ゴルフでドライバーショットが自分より若い人より飛ぶと無性にうれしくなります。

ゴルフはスコアを競うもので飛距離を競うものではありませんし、人生は心身ともに健康であることを良しとし、若く知的に見えることは得をすることがあっても目指すものではないと思います。

そこまで解っていてビタミンCを毎日飲んで肌の色つやを気にしている自分がいます。

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