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復帰

昨日退院し、本日より仕事に復帰します。 一週間の入院は長期で、私の気分転換のサイクルとして旅行なども大体一週間です。

オペ後の経過も問題なく、痛みも出血も止まり、歯の喪失感と顔の腫れをのぞけば会長で、早速友人と外食しました。 今井という老舗うどん店で食事をしたら塩辛いことこの上なく、病院食がいかに塩分をコントロールしていたかよくわかりました。 最初に食べた薄味よりも退院後に食べた塩辛さが身に滲みました。

友人と繁華街に出かけ、『おれもボチボチ潮時か?』とまた弱気発言、すかさず友人は『ぜいたくを言うな! 社長と呼ばれそれなりに収入があって何で不満を言う』となぜか怒り。

少し違う、自分の基本的な考え方は責任をとれる範囲の生活をしたいということ、果たして自分に今の会社を切り盛りする能力があるのか? いつも悩むのはそのことである。 職員の安定雇用がかかっている。 彼らの生活を支える重圧は半端ではない。 もちろんどのように優秀な経営者でも雇用を守り続ける保証などない。 日本を代表する企業でも数年のうちに倒れることもあるし、その原因がトップの判断ミスや勇気ある決断ができないことによったりする。

今までの自分は経営幹部反対しようがこうと決めたことに疑問を持つことはなかったし、結果はそれなりに正解であった。 一番の正解は決めてから揺らがなかったこと、一度決断を表明して皆に反対され、一年待ったこともあるし、数年待ったこともあり、それでも判断決意を覆すことが無かった自分は経営者に向いているのではと思ったこともある。

もちろん自分の判断より優れた判断があったかもしれないし、それは解らない。 実験できるものではなく、一つの結果でしかないが、結果がすべての現実の経営の世界では判断前より経営状態が良くなったのであれば称賛に値する。

しかしどのような世界でもそうであるが、過去の成果は今の判断を有利にするものではない。 成功体験が誤った判断をするように過去も将来も関係ない、紳士過去の影響もうけるし将来に失敗や成功は引き継がれるのが意思決定、今まで何の躊躇もなく重要な決定を繰り返してきた自分が信じられない時がある。

一週間の入院後、退院して気力が充実し、よしやってやろうという気持ちが湧いてきました。

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