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老人の背後に迫る過去、老人は明日に向かって走り続ける

 少し長い、気負った感じのタイトルになりました。 タイトルの老人は私で、すでに63歳、老人のイメージは見た目に老けている事でしょうか。 私が生きてきた63年は十分長く、濃密な63年の過去を引きずっているという意味で老人としています。

 高齢者の話題は過去の出来事が殆どで、将来が語られることが少ないと思います。 映画で本人が輝いていた過去に浸って生きている老人が登場します。 その時期が軍人であれば軍服を着て日常を過ごしていたりです。

 老人になり、生きてきた分野を引退する時期が来て、次にやるべき事が準備されていなければ、準備されていたり探して見つけたりしたとしても情熱を注げるものでなければ過去は容赦なくその人を虜にします。

 過去は決まっていて変わりようがなく、将来は強い信念がなければ単なる暗闇です。 年老いて暗闇に 一歩を踏み出すよりか明るく輝いている過去にとどまる老人が殆どでしょう。

 老境に入り、謙虚に過去に捉われることなく将来に向き合えば30年先といった遠い将来は描きにくくとも近い将来は見えるものです。 近い将来に行うべきことを積み上げながらとても生きていられない遠い将来を見通し、語ることができる人もおられます。 70歳でゴルフを始めてハンディ10を目指すことはハードルが高くとも可能な夢でしょう。 しかし、シニア選手権のチャンピオンを目指すとしたら妄想かもしれません。

 老人に自らを思い知れと言うつもりはありませんが、夢は実現可能な具体的なものが夢で、70歳からゴルフを始めてシングルになった人は日々ゴルフのためだけの生活を送られたそうです。 日々の練習、体調管理、筋トレ、ストレッチ、そしてラウンド、もちろんゴルフの試合は見逃すことなく、ゴルフの本も読む生活です。 私はそこまでストイックな生活を望みませんが、少なくとも過去の虜にならないように夢を追い求めています。 

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