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習慣化

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集中

何かを深く考えたり、練習してスキルを高めるとき、困難な意思決定をしなければならないとき、人は高い集中をするでしょう。

深く考えられたこと、例えば会社の将来のビジョンなど目先の利益にとらわれたり、変革の困難さから何もしないことを選択したりします。 コダックは世界で最初にデジタルカメラを作ったそうですが、フイルム産業に固執して倒産しました。

同業の富士フィルムは科学メーカーとして医薬品、化粧品などの分野に変革しました。

そんな大きな話ではないのですが、私は英会話を何年も練習しています。 しかし上手くなりません。 元元以後が苦手で学生時代苦労したことを克服したいという事で始めました。 意地のようなものです。 何年も成果が上がらないので練習方法を変えました。 英会話を聞いてそれを書くことを始めました。 単語が聞き取れず、辞書も満足に引けないのでスペルや意味が解らず苦労しました。 聞こえた通りの音から英和辞書でその単語を探し、見つからなければ前後の文脈から和英辞書で単語を探します。 持っている和英辞書があまりにお粗末なので辞書を買いに行こうとしましたが結構高い値段にひるんで買うのをあきらめました。

単語を調べるのはそんなに多くないのでネット辞書を活用することにしました。 そんな苦労を重ね、少しはうまくなったのかと思いましたが上達は実感できません。

私は楽天的なのか執念深いのか解りませんが、自分に語学の才能がないなどと辞める理由を探すことをしません。 よく言えばできる方法を考える、わけです。 かつてアメリカ人の友人が出来た時、レベルの低さを問題にしなければ日常会話が話せるようになりました。

英会話の録音を聞いているとき、これが現実の場面と考え、今コミュニケーションを成立させて何とかしなければ困ってしまう、と想定すれば相当真剣に理解しようとします。 その真剣さは集中の高さ、何度も同程度の集中を繰り返すと集中することの苦痛が和らぎます。 苦痛が和らげは苦痛に耐えられる時間も長くなり、録音の練習だけでも英会話は相当上達すると信じています。 集中の高さが一定を越えなければそもそも上達しないので、何かうまくなることは練習や経験するときの集中の高さと継続時間にかかってくると思います。

もう一つ練習して上手くなるポイントは考え違いをしないこと、私は何かスポーツを練習するとき、例えばゴルフであれば意識として遠くに飛ばすことを目標として意識しています。 ゴルフはスコアを競う競技であって飛距離を競うものではありません。 スコアメイクの上で飛距離は重要な要素ですが。 飛距離を目標から外すだけで練習が生きてくると思っています。

英会話でも目標設定、英語圏のビジネスシーンで交渉ができるなど目標に無理があったり、そもそもうまい表現を使いたいとかではなく、とりあえず海外旅行で困らない程度などとハードルを下げると目標達成は意外に簡単にできるかもしれません。

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