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予算

当社は5月末決算、ぼちぼち原案が出てきます。 ちょっとでも数字を積み上げるべく背伸びした予算が出てきます。 今年度毎月3人顧客獲得なら来期は4人とか、達成の根拠はあまりありません。 つまり情緒的というか、気合というか。

予算が気合の背伸びを否定はしませんが、なにも工夫のない予算は見ていて全く面白くないものです。 何か変えるか工夫するか、そういったものがほしいところです。

前期と同じ事をしていれば前期の傾向の延長線上に実績が積み上がります。 今期だって精一杯したわけですから、もっと精いっぱいしてもさほど変わるものではありません。

日々の活動で何をすればどうなるか、マーケットはどのように動いているのか、売上前期比120%は立派な数値、しかしマーケットが拡大基調なら満足できない予算になります。

予算は当然事業計画ありき、今年度のエクセル実績表に一定の係数をかけて作ってしまえば楽ではありますが、事業計画ありきであれば各セルに入る数字は慎重に計算しなくてはなりません。

そもそもこんなめんどくさい数字の積上作業をするのか、会社全体として次期目的の一つとして投資の確定にあります。 既存事業が確実に利益を叩き出せば利益は安心して投資に回す事が出来ます。 地震予測のように経営環境が不透明で出たとこ勝負でない限り予算と事業計画は作るべきで、それは両行に行くときの計画のように楽しい物であってほしいです。

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