[社会]
野生動物北河内辺
寝屋川の印刷会社に出向して3ヵ月が経過しました。 試用期間が終わったところです。 私の住まいは守口市、住まいから会社に直線で結べば淀川に沿うことになります。 公共交通機関でいえば京阪電車になりますが大きく弧を描いて寝屋川市駅に至り、駅から30分歩くことになるので自転車で6kmを通勤しています。
寝屋川市から守口に至るエリアはもともとは湿地で、それを水田としていました。 子供のころ田んぼにカエルなどを採りに行き田んぼに足を突っ込んでズブズブ足が泥田に潜ってゆき、反対の足に力を入れると同じように泥にもぐり、脱出するのに苦労したことを思い出しました。 また門真辺りでは水田ではなくレンコンを栽培しており、さらに泥は深いものになっていました。
寝屋川に勤めるようになって寝屋川の市内を自転車で走ることがあります。 守口と違って小さな川や農業用水路もいっぱいあります。
コンクリートでできた用水路は巾1メートル以下、深さ数十cmで、普段の水量は少ないですが田植え期になると水位が上がり、流れも速くなります。 あちこちの田んぼではこの水路から取水して田に仕上げます。
その水路を見ると大きなコイが泳いでいます。 場所によっては群れになっていて、こんなにたくさんのコイがと思うことがあります。
然しフナや他の水生動物の影はありません。
会社からの帰り道、淀川の河川敷を走っているとツバメやカラス、名も知らぬ幾種類かの鳥が舞っています。 ツバメの戦闘機のような飛翔、見ていて気持ちの良いものです。 カラスは群れて飛んでいて、よく鳴いています。 そのカラスをすごいスピードで追いかける鳥がいます。 さらに目の前に雉が歩いていて、驚いて飛び上がりました。 きじはオスプレイのように垂直に飛び上がります。 そして草むらにドスンと落ちるように着地しました。
川面には多くの水鳥がいて、優雅に泳いでいます。 魚も多いのか釣り人も多くいて、自然公園のような様相です。