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掃除

 薬局の店の掃除をほぼ毎朝しています。
 最近まで行っていた講習会で、掃除を講習内容に取り入れていました。 講習項目に取り入れたのは、イエローハットの社長が毎朝便所掃除をして会社を大きくしたことを参考にしたらしいです。 毎日便器を磨くと便器に愛着がわき、名前をつける人までいて、便所掃除が楽しくなるそうです。

 薬局の掃除の話に戻って、私が掃除をする理由は二つあります。
 一つは私はが薬剤師ではなく、薬剤師とコミュニケーションが取れればよいと思い掃除を始めました。
 二つ目は自分が経営する薬局が汚いのは許せなかったからです。 掃除を習慣化すると苦痛ではありません。 しかし楽しくて便器に名前をつけるようなことはしません。 習慣化するのは苦痛を軽減するためと思っています。 世の中には単調な仕事、しかし確実にこなさなくてはならない仕事がたくさんあり、しかも工夫が必要なこともたくさんあります。 それを無心でこなすことが実は最も苦痛が少なく、ミス無く確実で継続できるのかなと思っています。 勿論、単調な仕事を楽しくしようとすることをどうこう言うつもりもありません。 単調なことは安定した結果を求められるが、プロセスに「こうあるべき」論は無いように思います。 その仕事に楽しみを求めるとミスを生じたり、楽しくなくなったときに大変な苦痛を感じたり、私ならそういうことをしないということで、それを否定することに何の意味があるのか疑問を感じました。
 人は生まれてから多くの経験をしますが、そういった無心の作業をたくさんしていると思います。 それを楽しみながらやることを社会人向けの教育に取り入れるのが必要なのか、その前にやるべき教育はたくさんあるのではないかと思っています。
 理由は知りませんがイエローハットは掃除をしていた社長が持ち株の多くを大手企業に売却しました。 イエローハットの社員にそのことの是非を聞いてみたい気がします。

コメント

  1. 短い間でしたけど、ありがとうございました。私はいろいろなことを学ばして頂いたと思っています。ありがとうございました。

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