相談役BLOG

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キャンプファイヤー夜話

57歳の友人二人と丹後半島にキャンプ、ツーリングに行きました。 二人はキャンプが趣味で、宿泊を伴うツーリングはキャンプで行くことが多いのですが、私は宿に泊まります。 今回は二人に合わせることにしました。

二人は250ccのオフ車に山のように荷物を積んできました。 夜の食事は焼肉、海沿いの有料キャンプ場に到着するとタープテントを張り、食事用のテーブルが出てきて、耐熱性の金網の上でキャンプファイヤーをします。 そのための薪や焼き肉用の炭火コンロ、炭着火用具等キャンプ道具がこれでもかと出てきます。

私は海岸まで行って薪を拾いに行きました。 薪などいくらでも落ちていてわざわざ持ってくる必要はなかったのですが、薪が大量に確保できたのでキャンプファイヤーは寝るまで盛大に燃やせました。 焼肉をつつきながらビールを傾け、出てくる話は今の職場の事、二人はあと数年で定年退職、再雇用の保証は全くありません。 私はすでに隠居の身、将来の話になりました。

定年になったら三人で田舎暮らししないか?と投げかけると二人はそれはよいプラン、参加したいとのこと、仲が良くても一緒に暮らす上ではプライバシーの確保が必要だから個室がそれぞれあること、暮らしていく上でのルールを決めること、キャンプファイヤーの炎を囲んでの話なので薪ストーブがよい、海岸に流木が多いなら可能である。 畑を借りて野菜を自給したいなど様々の意見が出ました。

突拍子もない話題は実現するのではないかと思います。 二人がよいならこれからバイクのツーリングは候補地探しを目的にしようという事でまとまりました。

さて残りの人生のゴールデンタイムはどうなることか、久しぶりの不安と期待にワクワクしました。

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能登半島ツーリング弐

写真は宿泊した『能登漁火ユースホステル』の窓から撮影した海の夜景です。 穏やかな海に月が出て、幻想的な風景が宿の部屋から見る事が出来ます。 これが日本海かと思うほど静かで、夜半漁船が出漁してゆきます。

海と宿の建物と5メートルほどしか離れておらず、覗き見た海の透明度は高く小魚がたくさん泳いでいます。 沿岸は入り組み、どこも漁港となっています。 翌朝隣の漁港まで散歩に行きましたが、水深4~5mの底まで見えて、空き瓶や空き缶などが全く沈んでいません。

30cmくらいの魚が泳いでいるのを見ていたら男性から話しかけられました。 朝から魚を捕りに来ている人らしいですが、底に見えていた魚は石鯛だそうです。 まだ小ぶりで、簡単に釣れるそうです。 ちなみにその人は推定の岩にいた蛸を3匹捕まえてこれから魚を探しに行くそうです。

その人と別れ、港の岸壁に沿って歩いていると岸壁から10mほど離れたところに60~70㎝の魚が悠然と泳いでいました。 魚影は濃いようで、港を囲む防波堤には多くの人が釣りを楽しんでいました。

朝の漁港は釣り人以外に人影はなく、静かです。 以前田舎に暮らしたいと思ったことがありますが、もし今後そうすることになれば有力候補の一つで、趣味は魚釣りと自転車のツーリング、スキンダイビングでしょうか。 漁船と漁業権を買い、漁師のまねをするのも面白いかもしれません。

宿に戻り、予定より遅れた朝食を食べて同宿の人がキリコ祭りに三番出かけた時の様子など聞かせてもらっていると気温がぐんぐん上がってきました。 帰りは岐阜県の板取川に沿った県道を走ろろうと思っていましたが、走り出すと暑くてバテそうだったので11時ころ板取川は断念し、高速に乗って昼食も抜きで走りに走って夕方帰阪しました。 やはり能登は大変遠いところと実感しました。

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能登半島ツーリング

代表退任のご褒美として長期ツーリングを考えましたが、予定がいっぱいで細切れツーリングになりました。 とりあえず1泊2日で行ける範囲を探し、久しぶりに能登半島に決め、ゆっくり気楽に行こうと思いました。

能登漁火ユースホステルに電話すると宿泊可能、宿を予約してからルート検索をカーナビで行いました。 有料道路優先で400㎞ほど、『結構遠い』と思いましたがいつものいい加減さで適当に行くことにしました。

当日朝5時半にスタート、第二京阪門真ICまで下道を走り、小椋ジャンクションで京滋バイパス 、草津ジャンクションで北陸自動車道、90㎞/hで走行しているとほとんどすべての車に追いぬかれます。 それはそれでストレス、ゆっくり走りたいので敦賀ICで降りて越前海岸の海沿いを走り金津ICから再び北陸自動車道、金沢東ICで降りて能登自動車道(無料自動車専用道路で70㎞/h制限)に乗り、半島を北上しました。

写真は段々田んぼで有名な千枚田です。 黄色く映っているのが稲穂ですが、棚田と棚田の間隔が広く、しかも水田に思えません。(つまりは陸稲ではないか?) 景観を維持するため、多くのボランティアが農作業に協力しているようです。

半島を走っていて気が付いたことはコンビニが極端に少ない事(我々バイクツーリストはコーヒーが飲め、トイレが借りれる休憩所のイメージ)、車が少ない事、道路にごみが落ちいないことでした。 結構家がたくさんあるのですが、コンビニの営業が成り立つほど人口密度は高くないのでしょう。 ゴミが少ないのは観光客が少ないから、ちょうどキリコ祭というビックイベントの最中でしたが、これを目指して県外から来られる観光客は大変少ないようです。

無事宿泊所に到着したとき走行距離は520㎞、64歳の身にはたいそうこたえました。

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ゴルフの不思議

私は最近ゴルフを始めました。 前にやっていたことがあったのですが、指が痛くなってやめていたのを再開し、たまたまお付き合いで回ったコースがよかったので問い合わせをしたら、ちょうどその時そのクラブが年一回の会員縁故募集若干名の受付期間で、問い合わせた人が『締め切りが迫っているので早く申し込みをしなさい』と親切に教えてくれてメンバーになりました。

そのコースは格式が高いらしく、メンバーも少なければキャディもついて、ネットからの会員外エントリーは認めていません。 したかってプレーしているのはほぼ会員か会員同伴の人です。 1日最大40組しかプレーできず、早朝プレーも8時前くらいからです。

したがって空いており、ゆったりプレーできます。 コースもよく手入れされていて、ラフの草丈も長く、グリーンもなかなか難しく設定していて私のような高齢者ビギナーには手ごわいコースです。

6月から8月は上着着用は免除されますが、それ以外は上着着用で、下に着るものは襟付きと規定されジーンズ・半パンは原則禁止です。 先日もウィークディに回ると15組のエントリー、昼食のレストランもプレー後の風呂も我々だけという貸し切り状態でした。

私は車がないので同伴の人に迎えに来てもらうかレンタカーを借りてゆきますが、ある友人はそんなコースに行くなら高級車で行かねばならないとアドバイスを受けました。 大阪から近距離のコースなのでそのうち軽自動車を買おうと思っていたのでショックでした。

20歳代でテニスを始めた時、ウェアーは白を基調にしたポロシャツに半パン、靴のラバーソールの黒いものはダメと言われました。 ラバーソールが黒いとハードコートでは靴底のゴムの跡がつくとかでなるほどと思いましたが、ウェアに関しては最近色物をとやかく言わないように思います。

ゴルフの話に戻って、細かいマナーの話は多くグリーン上で走ってはいけないとか、ホールに入ったボールをとるときはしゃがんで取るのは格好が悪いとか、とにかくうるさいのですが慣れた人にとっては安心のルール、守れるような人でないと見知らぬ人とプレーできないという事でしょうか。

このようなしきたりは会社などの組織でも多く見られ、仲間意識を高める効果があるのかもしれません。 保守的な組織では顕著で、宗教団体とか警察とか国家公務員とかの組織は皆そうでしょう。

逆に米国IT企業のように創造性を働かさねばならない組織ではネクタイをしている人はいなくてTシャツにジーンズでテラスでノートパソコンを開いて仕事をしているのを見かけます。 仕事の連携は進捗管理で行われ仲間意識があるのかないのかよくわかりません。 想像するに何十年もそこで働く人はまれで、個々人のキャラが尊重されるのでしょう。

ちなみに私が会員となったクラブは高齢者が多く、保守的という言葉がぴったりくる感じです。

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バイクツーリング

5月も下旬になり、寒く無くなくなったというより暑くなってきました。 今ツーリングに行かなくていつ行く、とばかり友人に連絡し、いつもながら横着な私は計画を相手に委ねました。

私はオートバイで走るのが楽しみ、友人は長くバイクに乗ってきたからかツーリング先でごちそうを食べたり、温泉につかったりが楽しみの人です。

今回は美山町、鯖街道をへてそばを食べに行くというものです。 旅の楽しみの一つが現地で何か食べることはTV番組企画でもよくつかわれるもので、それだけ人気があるのでしょう。

私は昔から大阪に住んでいますので大阪にいておいしいものを食べる事が出来るのでわざわざ現地のおいしいものという要求はありません。 一人のツーリングでは毎食コンビニで何か買って済ませます。 珍しいものを現地で訪ねてがっかりした経験が多すぎるのでしょうか。

何人かのツーリングではこの目的のすり合わせが結構大変です。 宿泊も私はユースホステル派ですが、友人はキャンプ派、山のようなキャンプ道具を積んでツーリングに出かけます。

もちろん友人もオートバイで行くことは外せないポイントで、車かバスか電車で行こうと誘っても乗ってきません。 私がツーリングをはじめ旅行に行く目的は日常から外れることです。 私は天王寺に住んでいて、何もなければ天王寺区の自宅から2㎞圏内から出ることはありません。 その圏内であればどこに何があるのかほぼ判っています。 今日も明日も明後日もそれはほとんど変化しません。

旅行に行くと見るもの、聞くもの、すべて新鮮です。 住んでいるところと環境が違うところ、景色が違うところに行けばさらに新鮮です。

かつて山登りが趣味であったころ、山登りはやはり環境変化を楽しむ場でした。 雪原にテントを張る、気温が低い、住んでいるところと音やにおいが違うなどです。 そして環境が変われば石ころだらけのところでもぐっすり眠る事が出来ました。 それはとても不思議な体験で、初日は日没とともに睡魔に襲われ、友人たちがテントで大騒ぎをしていてもお構いなく寝ています。

私にとって旅はぐっすり眠ることだったように思います。 最近眠りが浅く、睡眠時間が5時間を切る日が多いです。 熟睡により頭のもやもやが消えるならツーリングでも山登りでも何でもやってみたいと思っています。 私と同じように睡眠で悩んでいる人は多いと思いますが、それぞれの人に意外な解決方法があるように思います。

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価格

商品の価格設定の不思議さにはいつも驚かされます。 私が金銭的価値観が形成されたのは小学校のころだと思います。 当時お小遣いは1日10円、それでお菓子を買うか、ちょっとしたおもちゃを買うか、最初はお金を貯める考えがなく毎日使い切っていました。

いまだにこの10円単位のお金へのこだわりは我ながら強いと思います。 例えば自販機で飲料を買うときはできるだけ100円のものを探し、その時150円の飲み物しかない自販機しかなければあきらめて買わないようにします。

家で麦茶を沸かし、洗ったペットボトルに詰めて冷蔵庫で冷やしています。 ゴルフに行くときは自分の入れた麦茶を持っていきます。 ゴルフに1回行かなければペットボトルは100本以上買えるでしょう。 しかしゴルフ代は大して気になりません。

自分の貧乏くささに嫌気がさします。 そこでこの価値観を逆手に取って、煙草を一本吸わなければ23円(セブンスター20本入り460円)節約できるからできるだけ吸わないようにする、とかです。禁煙は無理ですが本数を減らすことに効果がありました。

私の母親はもっと貧しい幼少期を過ごしていて価格に私よりはるかに敏感です。(私の価格に敏感なのは母親の影響が強いと思います) 毎日スーパーマーケットのチラシを眺め、目玉商品の価格を頭に叩き込み、最低価格を割ったらいらなくても買いに行きます。 たまたま広い家に住んでいて、収納場所が多かったのですが、棚を開けると1リットルの醤油が何本も置かれていて常温保存です。 5本あったときは3~4本は賞味期限きれです。 なぜなら両親だけで済んでいて1リットルの醤油を使い切るのに1年近くかかるでしょう。

醤油1リットルは醤油が必要な人にとっていくらの価値があり、マーケットで様々な要因の相互作用の結果価格が決まります。 その意味で醤油は1リットル千円程度が限界で、5万円なら醤油を使う料理はなくなっていくでしょう。 例えば握り寿司はレモンと塩で食べるなど、まさかとんかつソースはつけないでしょう。

母親にとってペットボトル醤油は仮に近年の最低価格が500円、通常価格700円とすれば700円のお金を500円で買う、といったところでしょうか。 賞味期限切れの醤油を捨てようとすると強く抵抗しました。 醤油に限らずインスタントコーヒーなどスパーの目玉商品になるものは多く保管されていました。 もちろん冷蔵庫は冷凍食品が満載で冷気が回らず冷蔵庫が故障してしまったこともあります。

必要だからほしいから買う、なくては困る必需品は無くては困るもののたくさんある必要はない、なくて困らないものは高ければ我慢できる、高級腕時計とかです。 高級腕時計はなぜ高級かと言えばたいてい稀少性です。
これはミクロ経済学のイロハですが、700円の醤油を500円で買ってため込む行動はケインズミクロ経済学では説明がつきません。

価格は経済学では市場が存在して需給関係で決まると開設されますが、マーケットが明確でないもの、私が感じたのは工事費用ですが、マンション外壁塗装工事の見積もりを5社取ったとき価格差が2倍ありました。 通常管理会社が懇意にする下請けに発注するのですが、見積もりに違和感があってそのようにしたのです。 この工事の費目はペイント料、足場代、そして人件費と元受けの利益です。 ペンキ代はネットやコーナンに行ってあたりをつける事が出来ますし、職人の延べ人数はほぼ同じになります。 違ったのは足場代、通常建設材料リース会社から借りますが見積差はこの価格差にありました。 5社の見積もりは面倒くさかったのですが、2千万円が12百万円で8百万円浮きました。 工事も満足のゆくものでした。

最安値を探すのは手間、製品価格なら価格ドットコムで検索できるでしょうが工事費のようなものは今も相みつ以外に適当な方法はありません。 もちろん標準工事単価なる本も売ってはいますが。

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ボクシング

私はスポーツ観戦ではボクシングが好きです。 先日の村田選手の試合も見ていて自分の体の中でアドレナリンが分泌されるのを感じました。 結果の判定は批判が相次いでいますし、素人の私の目にも不思議な気がしました。 しかしスポーツであり、格闘技であり、審判も判定も絶対必要なことで、否定するなら殴り合いになってしまいます。

ボクシングは明確に相手がいて相手を倒す格闘技、ゴルフのようにスコアをつけて誰かがトップに立ち、トップのスコアに届かないものは2位以下になるスポーツと異なります。 それだけに相手を倒す一点に醍醐味があります。

今回の判定のようにジャッジの考え方が大きく異なる採点では勝ち負けを競っている当人からどう戦えばいいのか、KOで決着がつけばよいですが有効打数なのか、有効打でなくとも手数で評価なのか初めに意思表示すべきだと思います。

少なくともボクシングの協会で正反対のジャッジが下されないような標準化が必要と思います。 不満を残した村田選手はまだ若く、今後もチャンスが巡ってくるでしょうが悔やまれる試合でったと想像します。

仕事の世界でも同じような問題は多くあります。 制度ビジネスをしていると制度違反かどうかをめぐり行政は『おい、こら!』とばかりアラを見つけてきます。 些細な問題、実務とかい離した見解、役人の対応はばらつきもありますが、とんでもないことは起こります。

監査の結果指摘や注意を出す場で『録音します』と言ったら厚生労働省の若い職員が『やめなさい、我々も録音していません』と言いました。 勝手に録音すればよく、我々は口頭の指示を漏らさないために録音を申し出ているのです。 あの高慢な態度は一生忘れません。 国家官僚の陰険さはドラマでもよく強調されていますが、態度の悪さも含めてドラマは現実です。 あの役人がボクシングのジャッジを行うのであればボクシングは誰も見なくなるでしょう。

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ヨンパリ

韓国映画のタイトルで、日本での放送は本日最終回でした。 若い医者と財閥総帥の若い女性の恋愛物語、韓国でも人気の番組だったそうです。

韓国映画を見ることはほとんどなかったのですが、偶然見ていてハマってしまいました。 1回の放映は1時間弱、なぜか日本で放映されるときコマーシャルの時間が長いような気がするのですが、1回放映の内容は圧縮すると半分の時間で済むような気がします。

会社の若い職員はこの映画にはまっていて、録画したものを倍速で見るそうです。 確かに話題の展開は日本の映画の倍はかかっているように思えます。 登場人物がセリフを言ってそのあと必ず見つめあうシーンがあり、これが時間を長くしている原因かと思われます。

そんな歯がゆさを感じながらも着たい死ね楽しく見てしまうわけは何だろうと思いました。 若い職員曰く『主人公の女優が美しい』、確かに登場人物のほとんどは男性も女性も顔立ちが整っており、悪役は見るからに悪そうな顔をしていて解り易いです。

ドラマの展開に時間がかかるもう一つの理由はどんでん返しが多いこと、何か問題があって解決すると別の問題が起きて状況が反転し、また反転するというものです。 野球で言えば毎回逆転するゲームのようなものです。

私が韓国映画にはまった理由はどろどろとした人間愛と憎しみ、感情的に裏腹の関係であってもこうもどろどろとして憎しみからの復讐は常軌を逸した殺人事件として展開します。 もう少しさらっとした感覚が日本の小説を読んでいると感じるというか、人間の感情は見た目はさらってしていてもそれは表現や復讐などの反応であって、感情そのものはどこの国でもドロドロしているのでしょう。

韓国には一度訪問しましたが、タクシーの運転手は盛んに話しかけてくるし、食べ物はとろみを絡めたものが多く、ショートケーキは際立った色をしていました。 目に見える文化の違いには驚かされますが、感情表現や価値観は心の奥底に潜んでいるものを呼び覚ますような懐かしさを感じました。

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北海道ツーリング

 ブログを更新できなかった先週まで十日ほど北海道を旅行していました。 十日といえば長期ですが、オートバイのツーリング、舞鶴⇒小樽の20時間の船旅です。 今のフェリーは高速航行ができて時速53㎞、水上を走るものとしては速く、約千キロメートルを航海します。

 せっかちな自分としてはこの時間が惜しいのですが、最近は船旅の良さも味わえるようになりました。

 小樽上陸後、毎日400~500㎞をひたすら走ります。 高速道路ではなく地道、それも農道などです。 一桁ナンバーの国道は幹線道路で整備されていますが交通量が多い道路です。 一方農道(道道や市町村道)は交通量は少なく、路面の状態、周りの景色も自然の中で気持ちよく走れます。

 オートバイは出発の日に引き渡しを受けたホンダNC750、排気量は750cc、2気筒の最近開発されたモデルです。 シリンダーはほぼ水平に本体下部に設置され、通常燃料タンクの場所には燃料タンクと思えるデザインのトランクになっており、ヘルメットが収納できます。 ホンダフィットのエンジンを半分にして搭載したとうわさされるエンジンだけにレッドゾーンは6千回転強、燃費は36㎞/lと信じられない数値です。 つまり馬力がなく、燃費が良く、オートバイらしくないオートバイです。

 北海道では郊外の道路は制限速度60㎞ 、そこをほとんどの車は90㎞くらいで走っていますが、今回70㎞程度で走る車を多く見かけました。 速度取締が厳格になってきているのでしょう。 私もほぼ60㎞付近で全行程を走行しました。 500㎞走ろうと思えば8時間20分かかることになります。

 宿泊はすべてユースホステル、夕食に間に合うために17時には宿泊地に到着しなければなりません。 そこで朝食を断り、朝5時台に出発したりします。 目的地は前日にユースホステルを予約出来たところで、連休を挟んでいたので予約が難しく、宿泊地がバラバラです。 したがってどこを走るか計画が立てづらく、宿につけば地図を見ながらおおむね目的地のルートを決め、実際走行ではわきの農道を走り、つまりは寄り道しながら結果的に距離が延びてしまいます。

 メジャーな観光地はほぼ飛ばします。 樹林の中を抜ける道道や市道、農道をひたすら走っていることが最高の気分転換になっています。 

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大塚記念美術館

 徳島県鳴門市に大塚製薬が設立した美術館があります。 以前から気になっていたので、今日は車で行ってきました。 鳴門大橋を渡りきったところの高台にその美術館はあります。

 ネットで事前に調べたら興味深い書き込みがありました。 絵はすべてレプリカ、それも陶板焼きで作られていて、入館料も3千円を超えて高額です。 明石海峡大橋となると大橋、そこまでの通行料も高額で大阪から130㎞の距離も近くはありません。 駐車場は350台分用意されています。

 それでも日本の美術館で再訪したい人気のところです。 丘に階段状に建てられた地下三階、地上二階建て、B3フロアーは古代から中世ヨーロッパの教会の壁画、多くは壁に描かれたもので、聖堂の部屋がそのままレプリカになっていて、最初の部屋は大きな広間の壁面一面に描かれていて圧倒されます。 椅子が並べられ、座って聖堂の雰囲気を味わえるようになっています。

 陶板にプリントされた後焼成、手直し後再度焼成され、質感は紙にプリントされたものよりはるかに本物に近い(残念ながら本物を見たわけではありませんが)印象でした。 B3フロアーだけで疲れてしまい、館内のレストランで食事、素晴らしい庭付きの庭の向こうに海の見えるレストランです。

 食後B2フロアーに行きました。 このフロアーはルネサンス、バロック、ダヴィンチ、レンブラント、ブリューゲル、ボッティチェッリ、ラファイエッロ、リュベンスなど一度は作品に触れた作家の名画が展示されています。 陶板は焼き物、色あせることがなく手で触れることもできます。 B3フロアーに比べて展示面積が小さいのですがやはり疲れてしまい、モネの大睡蓮という池と睡蓮をモチーフにした喫茶室で休憩。

 続いくB1フロアーはゴヤから近世の作品、ドラクロアの『民衆を導く自由の女神』、マネの『笛を吹く少年』、ミレーの『落穂ひろい』ルノワール『ムーランド・ラ・ギャレット』、ゴッホ『ひまわり』、アンリ ルソー『蛇使い』、ムンク『叫び』、そしてゴヤの家『黒い絵』、『裸のマハ、着衣のマハ』と続きます。

 色彩は豊かで質感もあり、大きな作品が多く、見る者を圧倒します。 それだけに疲れてしまい、ここで断念、帰阪しました。

 世界の名画が一堂に会し、美術館と同時に博物館の要素も持つ当館、個人的希望ですが、日本の作品、ヨーロッパ以外の国の作品を展示して頂ければ幸いです。 おそらく展示場の面積としては10倍ではきかないでしょうし、陶板の持つ利点を生かして陶磁器、彫刻のレプリカをテーマに沿って展示し、全部見るのに一か月かかるようなものに仕上げてもらえればよかったのかと思います。

 そもそも世界中のどこにも同様の者がない中で、レプリカであれば追加してゆけるでしょうし、作品の劣化、盗難リスクも小さいかと思います。 希望はどんどん広がりますが、一企業がこれだけのものを作り上げたことに多大な敬意を払いたいと思います。 ちなみに駐車場はほぼ満車、とても有意義な一日でした。
  

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