監査役BLOG

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生活

[生活]

タワービル

ある一級建築士に「内緒だけどタワービルが大きく揺れるのが最近判ったらしい」と聞きました。 同氏によるビル最上階の揺れ幅は数メートルに及ぶとのことでした。

今回の東北地震で東京のタワービルが数メートル揺れたとの報道がありました。 しかし揺れはゆっくりしたもので長時間続いたらしいです。

同じ東北地震で大阪のタワーマンション最上階に住む知人の家族は揺れに驚いて階段を地上まで駆け下りたそうです。

さらに二人の一級建築士に聞くと、一人はタワーマンションのような高層ビルの建築は限られた設計士にのみ設計できる特殊な構造で、一般の建築基準とは異なるとか、もう一人は高層ビルの固有振動数にみあう揺れが来た場合に揺れてしまうが、ビルはたわんで揺れるので揺れない階層があり、タワーマンションを買うときにその階層を聞き出せば地震でも揺れが小さいとのことでした。

高層ビルにはそのような特徴があり、建築士の世界では常識のようです。 私は高いところに住むのが好きですが、タワーマンションは想定外のことがあれば大変だと思い住もうと思いません。

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[生活]

抗加齢

統一地方選挙で東京都知事に石原慎太郎氏が四選を果たしました。 御歳78歳だそうです。

私は当社に来て12年目に入っており、代表をして10年が経過しています。 年齢は57歳、もう退任したいと思うことが多くなってきましたが、スズキ自動車の鈴木会長や日本航空の稲盛氏等多くの高齢者の方が第一線で活躍されています。

友人に57歳でリタイヤなど考えが甘いと叱られ、私よりはるかに高年齢の経営者を例示されます。
しかし世の中にはすごい人がいるもので、私から見ると鈴木氏や稲盛氏はスーパーを越えてウルトラ高齢者、そんな人と比較されてもと思ってしまいます。

まあ、自分の年齢に合わせた働きをすればよいのですが、経営の仕事は判断業務、いくら体力があっても精神力や判断能力が一定レベルを超えなければいないほうが良いに決まっています。

判断するには情報を処理しなければなりませんが、老化とともに視力が低下したり情報を分析してつなげていく作業は総て頭の中の作業、気力が低下すると集中して考えられず、「エイや!」の判断になってしまいます。

スズキ自動車の会長は海外の新設工場の図面に注文をつけるという話を聞きました。 工場のレイアウトなど大雑把な話ではなく、業務用エアコンを家庭用のエアコンで代替し、設備投資を下げるというものでした。

私が30年以上前に新卒でサラリーマンになったときの定年は今の私の歳で、そのころ会社の幹部は高齢の社長、副社長でした。 彼らは大きな判断ミスをしなかったですが、そもそも大きな決断などしませんでした。 失敗する代わりに何もしないという選択肢はありますが、その後30年以上掛けてその会社は存在感を小さくしていきましたが、大きな判断をしないという伝統が残り、いまだに縮小均衡を繰り返しているようです。

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[生活]

近所に清風高校があり、その校庭に桜が咲いていました。 ソメイヨシノで、今年初めて見ました。 若い女性がカメラを向けていたので何かと目を向け、気づきました。

私は今日からコート無し、暖かくなりました。 昔冬山に登っていたころ、冬服やコートを持っていませんでした。
一度2月に京都で葬儀の手伝いをしたとき、寒くて震えていたのを覚えています。

最近まで冬でも毛布一枚で寝ていました。 マンションは暖かく、十分寝ることが出来ました。
数年前から毛布が2枚になり、今は毛布1枚と薄い布団2枚を重ねています。 暖房は自分の部屋で入れることがなかったのですが、最近は室温が10度をきると暖房しています。

若い時は北海道など寒い地方で老後を過ごそうかと思っていましたが、最近は老後は暖かいところと思っています。 忍び寄る老化や体力の低下を文字通り肌で感じる今日この頃です。

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[生活]

人格者

赤穂浪士を祭る寺の塀

前回、人の成長について書きましたが、では私は成長をどうとらまえているのかある程度明確にする必要を感じました。

一言で言うと人格者、そして人格者はいろいろなところでその理想像を語られています。
よく言われるのは深い洞察力や高い教養などを身に付けている事でしょうか。
そして洞察力や教養に基づき、どのような行動をとるか、ここで解説は人柄や親切さなどになってしまいます。

私は何をすれば社会に貢献でき、周囲の人間に役立つか、その行動が困難であっても立ち向かえる人を人格者と思っています。 つまり行動力がある人で、行動の過程では怒り狂うこともあり、暴言を吐くこともあるでしょう。 感情に支配されたり、暴言を吐くなどの行動は人格者の用件ではありませんが、何かを変えるために行動を起こす過程では大きな問題であれば大きな障害があり、やり遂げるにあたって半端じゃないということでしょう。

つまり行動し、何がしかの貢献を生む人を人格者として評価し、人の話を聞いて当たり障りの無い評論を繰り返す人は人格者からほど遠い人と思いました。

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[生活]

いまどきの学生アルバイト

四天王寺の墓地

私が大学生だったころに飲食のアルバイトは余りありませんでした。 炉辺や居酒屋、それもチェーン店はそもそも少なかったように思います。

私の場合アルバイトと言えば家庭教師、小学生から大学生まで、なぜか殆んどの科目を教えるはめになり、あたふたしたものです。
その時教えた人が成人して結婚し、未だに年賀状をくれたりします。 かれこれ40年弱経っています。

営業職に応募してくる人に学生時代の体験や生活を聞くと殆んどの人が居酒屋かコンビニでアルバイトを経験しています。

最近の学生アルバイトの現場について新聞に記事が出ていましたが、居酒屋などは海外からの留学生と30歳代のフリーターが多く、人間関係が築けない人も多いようです。

私が学生の時のアルバイトの目的は、お金、社会経験、女性の友達を作るなどでした。 今はお金は目的の中心ですが、人間関係を築けず社会経験につながらない人は自分の都合のよいときに人と接点の少ないアルバイトを求めるそうです。

一概に言えませんが、人間関係の厳しいところで良好な人間関係を築ければ貴重な社会体験、それが外国人や年長者であれば尚更と思いました。

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[生活]

未来

私の子供のころには鉄腕アトムや鉄人28号、エイトマンなどの未来ヒーロー物漫画が流行っていました。
海外の作品でもサンダーバードやスタートレックは人気の作品でした。 これらは未来の科学技術進歩を想定した作品で、善悪の構図はあるものの技術進歩が多くの問題を解決するようになっています。

新聞を読んでいて記事の多くは環境、省エネ、高齢者、医療関連です。 海外記事は最近は中東の政変、領土問題、国際金融といったところでしょうか。

海外記事の機軸は情報伝播により引き起こされたものが多いように思います。 中東情勢は30年以上続いたエジプトのムバラク政権の崩壊、最初のデモから18日で崩壊したそうですが、リビアのカダフィ大佐の政権の崩壊等主人公はインターネットの普及による情報伝播スピードと評価されています。
リビアではアフリカ傭兵部隊が体制側に雇われ、戦闘の主役をになっているそうですが、報道された用兵の死体は少年のものだそうです。

傭兵部隊などいまだに存在するのかと思いました。 先進国でもウィキリークスが最近話題になっています。
日本でも尖閣列島近海の中国漁船が海上保安庁の艦船に体当たりする映像がリークされ、話題になりました。

過去は秘密を保持することが出来ましたが、何でも開示されることで功罪はともかく、世界の変化のスピードは劇的に早まるのでしょう。

日本の大企業や現政権が短期間で崩壊する日が間近に迫っていて、新たな秩序や政治体制や企業が取って代わる日は近いように思います。

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[生活]

大阪の雪

今年は年始から寒い日が続きましたが、2月11日には積雪しました。
50年ぐらい前、私が子供だったころには大阪でも雪が降り積もりました。 子供心に積雪は楽しく、寒さを忘れて遊びました。

その時の楽しさを引きずったのか大人になって雪の積もった山に登るのが趣味になり、積雪の多い福井県の山にはよく登りにゆきました。

低温も山で経験しており、-20度ぐらいは頻繁に経験していて、両手の指先が凍傷になり、毎年それがひどくなってこれ以上寒い山行を繰り返していると両手の指はあわせて4本程度になっていたと思います。 私の友人にはいませんが厳しい山岳会の例会に行った人が「指のない人ばかりだった」と言うのを聞いたことがあります。

-20度は大阪で生まれ育った人には未知の気温でしょうが結構慣れるもので、今日は寒いといった程度です。 風が強い日は大変で、低温強風の日はあっさり山行を中止します。

低温に慣れていたころは寒さにめっぽう強くなり、コートは着ることがなく、冬服を持っていない時もありました。 その代わり夏は大変で、エアコンの風が直にあたらないと寝られない時期もありました。

最近は人並みに寒さを感じ、暑さにも耐えられるようになりました。 そのため先日のように雪になると寒くて外に出たくなくなります。 慣れはすごいものです。

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[生活]

話し言葉

東大阪のマンホール【ラグビーの町をモチーフ】

交渉において合意に達するのは大変難しい場合があります。 単に何かを伝える場合でも意図した通りに伝わるか不安になることがあります。

原因は次のように思います。
① 表現力が乏しいか伝達側の表現に受け入れ側が慣れていない。【コミュニケーションスキルの問題】
② 元々落とし所に適当なものがない。【どちらにとっても満足のいく解はないが解決しなければならない問題である】
③ 相手の話を聞かない。【一方的に通知すればよいと思っており、力関係に優劣がはっきりしている時に多い】

私は時として会話の中で好ましからざる表現を使うことがあります。 友人の間では毒舌と言われ、悪意を指摘されることは稀です。 しかし後で考えてもなぜそのような表現や発想を持ったのか想像できないことがあり、『心の底でそう思っているからか?』と考えたりします。 ことのようなことがあるとずいぶん引きずってしまいます。

自分のことは解らないとよく言われますが、深層心理はなおさらでしょう。 しかしそれで相手との距離が開いたり、自分から見た人間関係として良い結果をもたらす場合も多いのは事実です。

『③相手の話を聞かない』の反対は相手の立場に立って相手の話を感情を込めて聞くことですが、交渉上手の人はよく使います。 交渉は自分の立場と相手の立場がありますから、相手の話を聞いて相手を理解して初めて自分の立場で言葉を発するべきなのでしょうね。

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7つの習慣

スティーブン・R・コーヴィー氏著の『7つの習慣』をテキストとして社内で管理職セミナーをしています。 事前にテキストを読んできてメンバーが何を感じ、共感したことを仕事でどう生かすか、自由に話し合う方法でやっています。

他人の発表を批判すべきではないし、生き方・考え方に正しい、誤っていると言うことも仮にあったとしても指摘するのは大きなお世話でしょう。

「なるほど、そういう風に考えているのか」と納得することが多いです。

著書の話題の一つは『パラダイム転換』、私はこの言葉に何か神秘的なものを感じました。
何が神秘的かというとパラダイム転換で見えないものが見えるようになり、考えつかなかった事を考え付くようになり、と言うものです。

そもそもパラダイム転換は自分の見地が大きく変わることを意味しており、著者はそれによって人生に成功を収められると間接的に説いています。

60歳前後の管理職の人に「本当に人格の基本的な部分でパラダイム転換はあると思うか」と質問しました。 2人の人に聞いたのですが、「ありえない」と言う答えでした。

私は人格の改革=パラダイム転換は年齢に関わらずあると信じています。 無からは何も生まれないと言うのが「ありえない」の根拠です。 人が人格形成に関わる深層心理の要素をすべて表出しているかと言うとそれこそありえない話で、潜在意識にあるものをすべて総動員して日常の意思にしているか、とても疑問です。

また今まで経験の少なかったことを新たに経験して「パラダイム転換」することも考えられます。 ただし、転換できる人は日常の準備が必要で、日常起こる事象に新鮮に取り組み、他人の話を聞き、自己変革を遂げようと日々研鑽するような人でなければならないと思います。

よくある話ですが、改めてそのように感じました。

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[生活]

習慣

年始から自分に約束をしました。 毎朝5時30分に起きて2時間本を読むというものです。

何時も朝は早く起きているので、起きて本を読みながらひげをそり、歯を磨き、朝食を摂るというものです。

年始は冷え込み、辛いものがありますが思い切って起きてしまえば朝は頭が冴えています。 年間60冊程度の本を読みますが、仕事関係の本はじっくり読まないと役に立ちません。
朝に読んで、要約を作ります。 書くことで読んだ内容が身につくように思いました。

この習慣を続ければ単に読むだけより自分の成長につながり、数年続けると自分でも驚くほど考えが整理できるようになるのかと期待しています。

この年齢でこの習慣を始めることは『50の手習い』に近いのかもしれませんが、勉強をするのに年齢は関係ないと自ら励ましています。

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