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営業同行訪問

 当社で現在唯一しの営業部隊はライフマークという福祉用具の営業部隊です。 業績が停滞する中で営業に出て1年目ぐらいの経験者に同行することにしました。 週に4日同行訪問を目指しています。 皆さん若く誠実で真摯に仕事に向かい合っています。 マーケット自体は衰退期に入っているので業績が伸び悩むのは想像できますが、衰退期には衰退期のやりようがあり業績を伸ばしている企業はあるはずです。

私は営業出身ではないので営業手法の具体的なアドバイスができません。 各店長とも話す機会を設け各店長も喜んで応じてくれます。 それぞれが具体的な方法や施策、知識を求めてこられます。 『そのような具体的なものは私の経験値にはないのでアドバイスできません。皆さんが何を考え、何で悩んでいるか具体的に教えてほしいので同行訪問や面談の機会を設けています。』と伝えているのですが私の話を聞こうとします。 それはお金がないときに友人が訪ねてきてお金を貸してくれと言われているようなもので、調子に乗り知ったかぶりでアドバイスすると私は信頼を失うことになります。

同じ会社の職員と取締役の関係においても『何を考えているか言え』というのは一方的でフェアでないので私の仕事上の経験を話しします。 先にギブ、そしてテイクはほんの少し、皆さんシャイで本音のすべてを言ってくれません。 少しの本音と同行したときの行動から考えは明らかになってきます。 考えが明らかになり、行動も垣間見たうえで質問します。 『なぜこうしたのか、そればどのような考えに基づいてなのか?』、明らかに私と考えが異なり、わたしとみているものがちがいます。 どちらかが間違っているのかどちらも正しいのか、どちらも正しいと思いました。 考えは解った事実をどのように評価し組み立てるかです。 何のために、業績を上げるためか、相手に気に入られるか、どちらを目的にしているかで見えてくる事実は変わってきます。 そうすると考えも変わってきます。 お客様にに気に入られている営業が多ければお客様に気に入られることを目的にしている営業が多いだけです。 思った通り人は行動し、結果が出てきます。

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