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何をしたいか!

私は毎日習慣化したことをこなし、残りの時間でその日に行うことを決めます。
習慣化していることは、朝の自宅の掃除、薬局の掃除、日経新聞を読むこと、銀行に売上金を入金すること、週5~6回の会議への出席(各1時間程度)、月3回の異業種交流会に参加すること、ブログを書くことです。 通勤は出来る限り自転車、往復24kmで、500km/月を目標にしています。
日曜日はオートバイのツーリングかテニスです。 これだけのことをこなすとかなりの時間が消費されます。
習慣化することは継続しないと結果につながりませんので、中途半端であれば止めたほうがよいと思います。 他にも習慣化したいことはありますが、これ以上増やせば習慣化項目で一日が過ぎてしまいます。 習慣化項目の目的は夢を実現するためで、今の夢は会社を発展させることです。 それがなければ日経新聞なんか読みません。

会社をどのように発展させたいか、何度も考え直します。 そうでないと何のために日々努力しているか解らなくなります。 初めは1年後であったのが、5年後、10年後のことを考えていたりします。
一方現実はなかなか思い通りに進みません。 現場は努力しています。 成果は思考に比べて恐ろしくのろく、夢との落差に消沈する日々です。

『そんな先のことを考えなくともよいのでは?』と言う人もいます。 しかし10年後の夢やビジョンを明確に持っていないと目先の判断に迷いや狂いが生じます。 目先のことをぶれなく判断するには、出来るだけ長期のビジョンが必要になります。
例えば薬局の売上が落ちてきたとき、縮小均衡を考えるか、来局以外の仕事を取りに行くかの選択になります。 薬局の将来ビジョンがあれば判断は簡単で、ビジョンがなければ楽な方に傾くだけです。

10年後の社会について正確な予測は不可能です。 薬局に関して言えば、疾患が10年どころか100年後でも無くなるとは考えられませんし、治療の為の薬の存在がなくなることも考えられません。
しかし処方箋や院外調剤薬局の存続の可能性は10年で50%程度と思っています。

高齢者介護の事業も同様に無くなる事は想像しにくいですが、平均的な生存期間の中で要介護期間は確実に減少していくと思います。
また今後も高齢者人口が増加するものの高齢者の価値観、高齢者への考え方が変わるだけで介護ビジネスは著しく減少します。
例えば私が20歳代の時の労働法で定める定年は50歳、その後58歳になり、現在60歳、数年後に65歳となります。 社会保険労務士は『そのうち定年の概念がなくなるのでは』と言っています。

介護の現場で要介護認定の結果が軽ければ本人、家族共に不満を募らせている場合が多いです。 軽介護度であれば介護保険サービスの受けられる枠が小さくなるからです。
体調を崩して病院で診察を受け、重病と診断されて喜んでいるようなものです。

60~80歳の人の半分が就労し、それなりの所得を得るようになれば、その年代で要介護認定を受けた人の考え方として『私はまだ働ける』と悔しく思うでしょう。
実際にこの年代で沢山の人が働いておられます。 例えば農林漁業、税理士、設計士などの士業、清掃業、工事現場の誘導員、タクシードライバー等です。

60~80歳の就労率が上昇するとその次の世代は考え方を変えます。 私は56歳で次の世代となりますが、例えば70歳で資産収入以外で年収1000万円を稼ぐ人が現れると今の間に転職の道を探るようになります。
そして自分も80歳まで働こうと考えるようになると、健康に気を使い、体も頭も鍛えようとします。 私の年ぐらいから老人性疾患になる人が多いでしょうから健康診断結果を踏まえ、健康維持に一層努力すると思います。

話を本題に戻し、私がやりたいことはここのところで出来るビジネスです。 ミドルがやりがいのある第二の人生を託す職の提供とか、ミドルの生きがいとかです。
ビジネスとして考えてみるのですが、大変難しく思います。 世の中の価値観が変わらないと成立しないことを価値観が変わる前に想像しながら組み立てる作業になります。
最近数十年で革命的な技術革新が幾つかありました。 例えばパソコン、携帯電話、インターネット、光ファイバー等の普及です。 これらの技術革新で業務の効率化は飛躍的に進んだでしょうが、『生き方』といった根本的な価値観の変化に至っていません。

高齢者施設ではこれら技術を使った効率化が進んでいます。 認知が進んだ人が施設から脱出しないようなセキュリティとか、チーム介護の連携のために携帯メールが多用されるとかです。 介護の現場で要介護者の安全、快適は増すものの、要介護者の生甲斐にかかわる努力は払われず、無駄な努力と思われがちです。 人生の終焉を迎える人に『生甲斐』は難しい課題と思いますが、50歳代ではまだまた追求できると思います。

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