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スキンダイビング

 

紀伊半島の南端の町串本にスキンダイビングに行ってきました。 9月は水温が高く、ダイビングの季節です。
スキンダイビングはタンクをつけずにもぐる素潜りで、私の場合3メートル位のまでの深さのところに浮いて、珊瑚や貝、ウニ、魚を見るのが好きです。

聞けば日本で有数のダイビングスポット、海中公園の中の指定水域したが、珊瑚が多く、魚も多種で満足のいくものでした。
台風の影響かうねりがきつく、とても外海のほうにはいけませんし、透明度も悪くはないものの抜群ではなかったです。
宿泊は潮岬の突端近くのユースホステル、部屋の窓から潮岬の灯台や多くの通過する船が見えます。 宿の前の海域は潮流が早く、暗礁もあり、なぜかうねりが高く不思議なスポットです。
朝かつお狙いの漁船が30隻ほどその海域にたむろします。 その海域を流れる潮流の上流に数百メートル船を走らせ、エンジンを切ると船は潮に流されます。 流れは目測で時速15キロぐらいでしょうか、その繰り返しをして漁をしています。 つまりかつおも名物の一つ、しかし宿の主人に聞いてもかつおを出す店は無いとのこと、寂しい限りです。
宿の隣は渡船の店で、他府県ナンバーの釣り客の車が15台ほど止まっています。 宿の宿泊客6名のうち千葉からバイクのツーリングに来た漫画の絵を描くスタッフの女性、広島から来たスキューバダイビングの男性と話が盛り上がりました。

私は体調も崩していたので早々に引き上げることにし、JRで天王寺に向かいました。
紀勢線の沿線は新宮、串本の海中公園、白浜温泉や椿温泉など観光地の宝庫ですが、電車は空いていて、無人駅が多く、全般に廃れた印象でした。
串本の水族館もグラスボートも人気がありません。 潮岬の展望台もシャッターが下りています。 しかしスキューバーダイビングの店は30軒もあるそうです。 串本駅に展示してあった駅ができた時の写真は牛が駅舎のの横で草を食んでいるものでした。 昭和11年だそうです。 70年を経て和歌山南部は観光資源の活用ができていないように思います。 宿から駅までのバスに乗ると高齢者ばかりで将来紀勢線沿線の町が消えていくのではと心配です。

コメント

  1.  串本のYHで、夜、食事の時にお話させていただいた広島のダイバーの谷口と申します。思いがけず歓談のひとときを過ごすことができて、とても楽しかったです。
     翌朝朝食の時、ついつい気になって不調法とは思いつつ宿泊名簿(ご承知の通り覗こうとと思えば見られる場所にあった一覧形式のものだったので)に目を通して、お名前と会社名だけを記憶に留め置きました。
     帰ってきてネットで検索をかけ、このブログを見つけて感動し、書かれてある記事の一つ一つを興味深く拝読させていただいております。年50冊の読書と毎朝日経を読まれている理由が、なるほどと納得できるようなとても内容の濃い様々な含蓄を含んだ読み応えのあるブログだなと思いました。
     あの、言いそびれていましたが、あの夜の話され方の雰囲気が、毎日放送の角淳一アナウンサーにそっくりやなぁ、さすが大阪の人なんやなぁと、そればかりが印象に残っておりました。

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