監査役BLOG

カテゴリ

人間関係

[人間関係]

感謝

 今参加している研修制度で、「感謝」がテーマになっています。 60日の研修で、感謝の念を感じたらサンクスカードを書いて相手に渡すというものです。 つまり研修の宿題で、何枚以上と課題が設定されています。 さて皆さんはどのようなときに感謝の念を抱くでしょうか? 私が抱いた感謝の念
①毎朝7時50分に出勤し、薬局を掃除します。 私は薬剤師ではなく、なかなか薬剤師とコミュニケーションが取れません。 そこで毎朝彼女たちが出勤する前から掃除をすることにし、出勤した薬剤師に挨拶してコミュニケーションをとろうとこの一年半続けています。 実生活での講習期間初日、出勤してきた新人薬剤師が心をこめて「おはようございます。 ありがとうごさいます。」と言ってくれました。
「ご苦労様」は目上が目下を労う言葉だそうで、「ありがとう」はこのケースでは正しい使用例になります。 今まで言われた事があったか思い出せなかったのですが、感謝の念はこのようなときに抱くものかとハッとさせられ、サンクスカードを書きました。 感謝の瞬間を教えてもらって感謝する、ちょっとややこしいですが、感謝することすらわからない人かいる中で、人間関係の原点を見た気になりました。
②この初日の掃除の後、6階の事務所のドアを開けると4人のケアマネージャーがいっせいに「お帰りなさい。 ご苦労様でした。」と迎えてくれました。 ここ数ヶ月、業績の件で攻め立てていたのに、しかし私は気づかずに、「おはようございます。」といってデスクに行きました。
 夕方サンクスカードの説明をすると一人のケアマネージャーが「例えば今朝、私たちが『お帰りなさい』と出迎えたら、それはカードの対象になるのですか?」  「え、そうだったんですか?」
すぐにそのケアマネージャーにカードを書きました。 感謝の念がわからない人は人の感謝がわからないことを教えてくれたことに感謝し、書いてから涙がぼろぼろ出ました。 感謝もわからない自分の情けなさ、まさに「情け」のない自分に涙を流した一日でした。

コメント

  1. 「御苦労さま」の件で、思い出しました。
    私も看護学生の頃に、先輩に教えられました。
    食堂は病院職員の方たちといっしょでしたし、一日に何度となくお顔を合わせます。
    その時に「お疲れ様」と言うように教わりました。
    「御苦労さま」は目下の人に言う言葉だから、気をつけるようにとも。
    懐かしい、ありがたい思い出です(#^.^#)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

上に戻る