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尊敬

 尊敬する人がいますか?
 経営者として自分に何がかけているか、考え続けています。 欠けているものが明確であっても改善できないこともあります。 元々経営者の評価は継続して合法的に利益を出すことでしか評価されないと思っていました。 利益を出し続けるために何をするかについて様々と考えていました。 私の場合はビジョンの提示、行うべきこと、進むべき方向を明確にしてきたつもりでした。 欠けていることを考え続けているのは、会社が合法的に利益を出し続けているにもかかわらず、何を成し,どの方向に進むべきか明確に伝わっていないことにあります。
 経営者になった頃、当時の税理士に「あまり現実から離れたことを考えても誰もついてきていないよ。」と言われました。 そうかと思い、取締役会を開いて重要事項を審議・決定し、社外取締役を任用し、社員教育を開始し、「やってきたことを見れば分かるだろう!」と思うのです。
 つまり普通の会社運営をし、普通の会社として発展を目指したのです。 スピードアップを図るため、役員報酬を絞って投資にまわし、理念を作り、権限委譲を進めました。
 事業分野間の相乗効果も明確にしつつあります。 それでも社員の皆様に伝わるものが小さくて、社長は何を考えているのかわからないと言われています。
 私は社長と呼ばれるのが嫌いで、名前で呼ばせ、社員に指示するより考えるヒントを出して、自ら考える人に仕向けてきたので、『謎掛けの様な事しか言わない経営者という評価』は妥当でしょう。
 まさに狙い通りです。 それがいけない、では普通の会社には普通の社長、人格者で朝一番に出社し、最後まで会社で仕事をし、決して責任逃れせず、そんな立派な社長を望んでいるのかもしれません。
 読者の中の社員諸君に告げます。 私は人格者でもなければ立派な人でもないので、できうる限りスーツにネクタイ、立派そうに見えるようにします。
 それで不満があるのならこの記事に返信してください。 

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