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丑三つ時

 チャンバラ小説の時代考証がどれだけのものかは判りませんが作者によっては歴史学者が及びもつかない調査をしていると聞いたことがあります。 神田の古本屋である時代について考証している本をごっそり買って帰った作家がいて、少し後に同じ神田の本屋に行った作家が求める本を一冊も入手できなかったという逸話です。 先に買って帰った作家の購入量はトラック一杯、半端な量ではなく、読破していればデーブラーニングのAIのようなものです。

小説で江戸時代の庶民の生活時間帯について記載があり、朝は4時ころから商店の開店準備が行われるようです。 道を掃いたり打ち水したり、品出し、梱包の開梱、朝食など住み込みの店員さんは生活と仕事と行い、夕方は18時に閉店業務を終えるようです。 営業時間で言えばドン・キホーテくらいでしょうか?

夜の遅い商売は飲食、遊興娯楽、駕籠やで分限者(金持ち)が噺家を料亭に呼んでという遊びは22時~24時ころにお開きとなり、旦那衆も噺家も駕籠で帰宅します。 遊廓の吉原は夜閉門されるので深夜の帰宅はありません。

武士も庶民も21時ころには就寝です。 つまり普通の人は21時ころ寝ていて朝4時に起きれば7時間の睡眠になります。 この生活時間帯は夜間照明のコストの問題なのか下級武士の生活で灯明を使わない生活が描かれていました。

武士の仕事で使いに出たりして遅くなる描写でも深夜2時ころが一番遅い時間として描かれています。 したがって『草木も眠る丑三つ時』はあまりチャンバラ小説でも登場しません。

もし今電気照明がなくなり蝋燭しかなくなれば私は5時には帰宅し6時には食事を済ませ、9時には眠りにつき4時に起きる生活をするでしょう。 夜の8時代は証明が必要ですが4時に起きても今なら照明入りません。 日没が早く日ノ出の遅い冬は生活時間帯がずれるかもしれません。

今の時代、やはり早朝3時は人通りは少ないです。 その時間で歩いたことがあり、近所の四天王寺に散歩に出かけると信者さんが各伽藍を順に回り、念仏を唱えお参りをされています。 夕方7時ころ同じ四天王寺の境内を周回して警備員以外の人に合わなかったこともあります。 人の活動する時間には昔から変わらぬパターンがあるようです。

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