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働きたい会社№1

 近年求人難はどこの業界でも話題になっています。

当社も必死に採用活動を行っていますがなかなか採用に至りません。 採用できないのは給与など雇用条件が良くないのかというと同じ職種の中では標準以上です。 ただし、求人票に示された初任給は標準程度です。 高い業績を挙げれば標準以上の収入になっていくというものです。

中小企業だからという理由も職員数が170名になって中企業の仲間入り、言い訳になりにくくなってきました。 介護医療業界が人気は無いのですが、社会全体で就業者数の多い業界なので結局は売り出し方の問題という結論に至りました。

採用方法の本を読んでいて、ブランド戦略で採用に成功している会社が解説されていました。 会社の志、理念、ビジョンに共鳴すれば思わぬ人材が採用できるというものです。

早速面接でそういったものに関心があるか聞いてみました。 多くの応募者はホームページを見てから面接に来られます。 ホームページに記載されていることの質問も出てきます。 しかし共感した、もしくは共鳴したという意見はいまだありません。

最近入社された管理職の方は表題の当社のビジョンに共鳴されていたことをこっそり教えてくれました。 この方は外資医薬業界の企業に勤められてきて高い評価を受けた人です。 外資医薬業界は高給である一方でドラステックにリストラする厳しさがあります。

当社のミッション、ビジョンが受けないわけではないことが解り、ほっとしました。 このように人並み優れた人が共鳴してくれて、そのような人の割合が小さくても良い人材が採用できるならミッション、ビジョンを大事にし、打ち出し方を考えなくてはいけないと思いました。

せっかくホームページをリニューアルしたのに反応がいまいちでは情けない、しかし65歳の凡夫の私にミッションをうまく売り出すセンスは無いのです。

地味であっても、当たり前であっても共感が得られるミッション、それを地道に経営に反映している会社にもっと目を向けてほしいと思いました。

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