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働く意味

 採用面接をしているといろいろな質問が出てきます。 休暇の日数、残業の程度、有給休暇の取得率、昇給・昇進のメカニズム、残業がなく、有給休暇をいつでも取得出来て昇給・昇進も確実にあり、転勤がない仕事が応募者の多くの人の希望です。

たまに会社の成長性、将来展望を質問する方がおられます。 私はどんな仕事でも社会貢献はあり、喜びや夢があると信じているのであとはどんな組織=会社で働くか、になってきます。 だから求職者は『どんな会社』なのか? 有給は取得できるのか? 残業は多いのか、少ないのか? の質問になるのは理解できますが、そこまで深く考えておられない人もたくさんおられます。

経営者は業績を気にするのは当たり前で、大抵の経営者は少しでも売上・利益の拡大を図ろうとします。 そのために職員のみんなが少しでも長時間働き、成果を上げることを望んでいます。 私は出来るだけ残業もしないで休暇も取得しながら高い成果を上げる方法を考えています。 つまり労働強化を企んでいるのか? と言われそうですが例えば営業の現場で生産性を上げるにはミスを減らす、分業して効率を上げる、スキルを上げて3回訪問するところを2回でクロージングする方法を共有するなどです。 どこの会社でも考えていることで当社だけが特別ではありません。

この努力は継続して長期にわたり行ってきたもので、まだまだ改善の余地は感じています。 営業の生産性だけで言えば2倍程度までの伸びしろを感じています。

もし生産性が2倍になったら忙しくてあくせく、バタバタと働くイメージでしょうか? そう思われるなら働きたいと思う人は少ないでしょう。 効率アップの原因が主に営業トークのスキルにあったとしたらその営業は他業界に行ってもよい成績を上げる事が出来ます。 そうなれば働きたい仕事になるでしょうか?

採用面接で将来の夢を聞くことがあります。 何割かの人は自己の成長を挙げられます。 自分が成長するには今まで違う仕事のやり方に代えなければなりません。 過去の成功体験にとらわれるわけにはゆきません。 自分の価値観を変え、トレーニングしてスキルを磨かなくてはなりません。 先輩の営業を見ているだけで勝手にスキルが磨かれるわけではありません。 そんな辛い仕事を多くの人が望むでしょうか? それでもその仕事に真剣に取り組み、結果的に成長することに喜びを感じられる人が真のプロフェッショナルになります。

当社の経営理念である『働きたい会社№1』はそのような意味も含んでいます。

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