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チームワーク

 日本人の働き方の特徴として集団主義が言われています。 中国人との対比で個人であれば強く主張する中国人に対し日本人は一人で何もできないが集団になると強力な力を発揮するという評価もまことしやかに言われます。 しかしそれに反する中国人の集団暴挙事件が報道され、日本人の単独の偉業も枚挙にいとまがありません。

採用面接をしていてチームワークがよい職場を理想とする人が多く見受けられます。 殆ど営業職希望者での話です。

個人的には営業職はハンター型の人が好む仕事で、チームワークよりミッションに従って一人で成果を上げたがる人が多いと思っていました。 これに反することを友人の一人に聞いたことがあります。 その人はハンター型の典型的な営業マと思っていたのですが、彼は『営業は典型的ファーマー型、耕して種をまいて水をやって収穫する仕事』と言っていたのが印象に残っています。

当社でもいろいろな職種にいろいろな考えの人が従事していて、チームワークがあったりなかったりします。 結論としてあまり分析しても始まらないし、決め込んでも生産的ではないのかと判断しています。 チームワークもハンター型も組織行動の中の人の動き方です。 全く一人で自営していればチームワークもハンター型もありません。

同じく営業職の採用面接で『営業職で一番大事なことは何ですか?』という質問を受けました。 私の答えは営業に関わらず自分の役割に忠実であることと答えました。 営業職を見ていると営業のプロセスに拘る人をよく見かけます。 こういう方法で説明すれば上手く商売ができるというものです。 実績を出さなければならない以上営業手法にこだわる必要はあります。 しかしそれが目的であればたとえ実績を上げても違うのではないかと思います。

物事には本質があり、それを外し続けて結果を求める事の危うさを改めて感じましまた。

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