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事業創設

 当社は制度ビジネスと言われる医療・介護の事業を行っています。 当面なくならない事業ではありますが、制度が変われば途端にビジネスモデルを変更したり、収益性が低下したりする制度リスクがあります。

会社全体の成長性を考えると制度外ビジネスを事業の柱に組み入れたいと思っています。 当社は売上規模からいえば中企業、大きな投資はできません。 大きなリスクも負えません。 狙うべくはニッチの大資本が参入しない小マーケット、全国規模で数百億円程度のものです。 顧客創造と言う意味では既存事業よりかは新規事業になります。

そういう意味で新規事業は他社のやらないことに着目しなければなりません。 相場の世界の言葉で『人の行く裏に道あり花の山』でしょうか。

世の中にこういう商品・サービスがあればいいね、を探すことになりますが、その事業成功の秘訣はタイミングやモデルの組み立てなど成功に至る要素はたくさんあるそうです。

先般他社の新規事業開発部署の人とお話しする機会があり、約十年前にカーシェアビジネスを手掛け、すぐに撤退されたそうです。 着想はよかっても大阪で10年前と言うのは早すぎたという事でしょうか?

M&Aで手っ取り早く事業を買う発想もありますが、利益を潤沢に生み出す事業は高く、利益の小さい事業は再生にノウハウが必要です。 最近はM&Aが流行りですが、相場の格言に従えばM&A主流の時は自分でビジネスモデルを考え、それが10年に一つの成功であればよいと気長に構えようと思います。

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