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内憂外患

最近の新聞紙面を賑わす大事件が目白押しであります。
内憂は大阪特捜部の検事逮捕、信じられない事件であります。 以前紹介しました厚生労働省の村木局長の捜査を指揮した検事ですが、事件は検察の主だった証拠が裁判所によって採用されず、無罪が確定したところです。

内憂の二番目は地価下落です。 地下が全国の殆んどの地点で下落しており、日本の値段が安くなったことを示しています。
海外ファンドがかつては土地を買いあさりましたが、最近は地下が低下しても海外ファンドの土地仕入はないそうです。
海外からの買い手が無ければ国内の買い手のみで、国内で土地に投資する人がいないことから下落幅が大きくなったといえます。

大阪では都心部で商業ビルの空室率が最高を記録しているようで、一方では大阪市内のマンションの売れ行きが好調とのこと、大阪中心部からオフィスが減って住宅地に変わっていき、郊外がゴーストタウンになっている構図があります。
大阪で人口は横ばいである以上新しいマンションに住む人は大阪の住み替えの人が多いのではと想像できます。

外患は海保が中国漁船を拿捕したことに中国が国を挙げて反感を示していることです。 他国の海域に不法侵入した漁船に海保が臨検しようとして船を衝突させて逃走を計かり、拿捕されたことが許せないなど国際社会では考えられないことです。
中国の傲慢振りが目に付く事件で、アメリカのアーミテージ氏はアメリカの出方を中国が見るために起こした事件と評価し、週刊誌の見出しには『スパイ船』と書かれています。

外患の二番目は円高の問題、貿易黒字国の日本が為替に介入したことに国際社会が批判を繰り返していることです。 世界的に日本の産業を壊滅的打撃に追い込み体のではと疑いたくなります。

このような状況で政権が安定しないのは国のありようとして好ましくないのは当然のことと思います。

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