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ノーベル平和賞

ノーベル平和賞は中国民主化運動の「劉 暁波 氏」が受賞されました。
全世界で誰が一番世界の平和に貢献したかを決めるのは大変なことで関係者の苦労は並大抵ではないと思われます。

これに対して中国の対応は大国覇権主義に徹し、ノルウェー大使を呼びつけては恫喝を繰り返しています。

中国当局は中国国民を情報隔離し、扇動し、覇権主義の矢面に国民の力を利用しようとしています。

中国漁船が尖閣列島で海上保安庁に拿捕されれば一部中国人は日本国旗を路上で燃やし、日本を敵国扱いするニュースを盛んに流します。

彼らは中国の国家公務員ではないかと思います。 中国政府としては中国国民はこんなに怒っているというのを見せつけようとしているのでしょう。

そんな100年以上前の人心掌握術を繰り返すところに中国のカントリーリスクを感じます。 多くの中国人が海外旅行に行き、声高に中国語で話をしながら闊歩します。 日本でも同様で、大阪城ではよく見かける光景です。 彼らを見た日本人は尖閣列島・北朝鮮・チベット問題・台湾問題、そして今回のノーベル平和賞受賞のに対する中国政府の暴挙を思い、眉をひそめるでしょう。

私の周囲の人に外国の評価を聞けばほぼ全員が嫌いな国1位中国、2位北朝鮮となります。 日本が中近東にあれば評価が変わるのでしょうが、世界のどのエリアでもどの宗教国でも中国を嫌うようになると経済力が強くても、軍事力が強くても中国政府が取る政策オプションの腑の部分は拡大していきます。

最近ではロシアなどもよく似た動きをしており、世界の嫌われ者が連盟すれば新たな世界勢力図画が描かれることになり、平和は遠のくことになると思われます。

日本にいて世界の平和の実感は乏しいでしょう、しかし世界では常に紛争地域があり、人権問題などと言っていられない非道がなされ、その再生産が自国民の扇動により行われています。 その芽は世界の協調の元に摘んでいく必要があります。

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