監査役BLOG

カテゴリ

社会

[社会]

震災の影響

中央区で道路の真ん中に祭られた古木

不動産管理会社の人(Nさん)と今回の震災の影響について話をしました。 Nさんは震災直後、東京に出張し、関東にある管理物件の調査に行ってきたそうです。

私の気になったていたタワーマンションの被害について聞きましたが、目立った被害は無かったそうです。 ある設計士から免震構造のタワーマンションは地震の揺れ方によっては大きく揺れて、建物は崩壊しなくても上層階の部屋は瞬時に数メートル振られるというものでした。
中低層階の鉄筋コンクリート又は鉄骨造の建物はかなりクラック(皹)が入り、補修を必要とするようです。 しかし建築材料の入手困難から補修は儘ならないようです。

Nさんが調査を終えて新幹線で帰阪するとき、下りの新幹線は満席に近い状態だったらしく、直後の新大阪駅はタクシー乗り場に100メートルの待ち客の列が出来たそうです。 私はかつて新大阪駅の近くで働いていて、客待ちのタクシーが何百メートルも続いていたのを何時も目にしていました。

Nさんによると関西に親戚があったり住むところのある人は震災直後に引越ししたそうですが、多くの人は計画停電で生活し辛く、一時避難した人のようです。 当社の職員も関東で働いているご主人を一人残し、家族が奈良に避難して来られたという話を聞いています。

今後被災地の方が大挙して関西に越して来られるかどうかは賃貸業界の人でも判らないそうですが、震災から1ヶ月弱が経過して企業が関西に移転先を求めている話は新聞などにも出ています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

上に戻る