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老人になったことを意識する時

先日58回目の誕生日を迎え、われながらえらい年寄りになったと思いました。 58歳が老人かどうか際どい年齢かと思いますが、日々の生活で「自分は老人や」と意識する瞬間があります。

若い社員と飲んでいてソフトボールの話になりました。 新人の営業職の子に「お前も参加しろよ」と先輩が言いました。
「ソフトボールなんてちょこっと当てて走ればセーフだよ」と言ったので、「俺も出来るかな」と私が言うと「走れませんよ」と連れない返事。
心の中で『デブのお前より走れるよ』といいつつ、皆が当然と言う顔をしている時に『俺はオジンや』と思ってしまいました。

かつてサラリーマンをしていた時、今の私と同じくらいの年齢の人の中でスキーをしている人がいました。 ずいぶん若い人だと思いました。 見た目は頭も禿げているし、老人くさく見えるのですが、見た目の年寄り臭さとスキーのアンバランスが印象的でした。

当時その年代の人は大抵でっぷりしていて、スポーツと言えばゴルフでした。 麻雀、酒、ゴルフと言うのが当時の後期中年(勝手に作った言葉で、概ね定年前の人をイメージしています)の行動パターンでした。
私は山登りにはまっていて、後期中年の山屋はスキーもすれば岩も滝も登る、新雪をラッセルしながら冬の山を登る人たちを見ていましたので、趣味の世界の人の後期中年に年寄り臭さを感じませんでした。

年齢を重ね、重ねた年齢を恥じることも無ければ寂しさを感じることも少ないですが、時として周りの人に思い知らされます。

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