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京都観光

たまたま朝の番組で京都の八瀬にある瑠璃光院というところの紅葉を紹介していました。 突然と京都の名所の紅葉が見たくなり、会議を二つキャンセルし、仕入先社長の年末挨拶をドタキャンして行ってきました。

八瀬は山あいのひっそりとした佇まいの小さな集落ですが、なぜここに叡電が線路を延ばしたかというと、ここから比叡山に登るロープウェイに連絡しているからです。

出町柳から叡電に乗ると高齢者で満員、同じ年頃、おそらく平均75歳くらいか、圧倒的に女性が多く、満員です。 途中の駅の側には修学院や詩仙堂等の名所、国際会議場やプリンスホテルもありますが、ほとんどの乗客は八瀬で下車、比叡山のロープウェイに乗るでもなく瑠璃光院に向かわれました。 門前には列をなして拝観を待つ人で溢れ、細い道は行き帰りの人で車が通れないほど、警察も出動しています。

中に入ると人が列をなして『建物が古いので倒壊するのでは』と思うほどです。
八瀬には会員制リゾートホテルがあり、ここで食事して叡電で一条寺までゆきました。 一条寺には詩仙堂があり、子供の頃一度は行ってみたいと思った古刹ですが、ここも高齢者で溢れかえっています。
皆同じ行動で、雰囲気を楽しむと言うよりデジカメを出して撮影を始めます。 皆が見ほれているポイントは撮影ポイントでもあり、その前に無理やり割り込んで見ている人の視界をさえぎり、写真の構図を決めています。 撮影後も写真の確認を同じ場所で行いなかなか視界から消えません。

ここもうんざりして、徒歩で大きい通りに出てバスを待つことにしました。 老婦人がバスを待っていて「どちらにいかれますか?」、「哲学の道にでも行って見ようかと・・・・」、「5番のバスに乗って栄観堂で降りればすぐですよ、でも人でいっぱいですよ、京都には良い所がいっぱいあるのにね」と仰いました。

程なくバスが来て、かろうじて乗れましたが満員、乗客を見渡せば瑠璃光院で見た人がたくさん乗っています。 栄観堂で降りるとやはり人でいっぱい、ここの紅葉は豪華で人気があるようです。

人混みに酔って、都ホテルにお茶でもとタクシーに乗ると通行できないので思いっきり遠回り、やっと到着したらラウンジは一杯で座れません。 予約して待っているとあとからの客を先に案内したので文句を言うと、「あの人はカウンターでよいと言いました」、『我々はカウンターがどうとは聞かれていないが」と言うと無言のウェイトレス、「もういい、他所に行くよ」と言い放っても「そうですか」と対応、京都の観光ずれしたホテルはこんなものかと気分が悪くなりました。

せっかくの文化遺産や美しい景観もこのような観光業者の態度で気分は最悪でした。 もう二度と来るかと言う気になりました。 少なくとも都ホテルには。

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