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高齢者施設

高齢者向けの介護つき施設として「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」の制度が始まって1年余りで、全国の登録数は9万戸を超えたそうです。 サ高住の定義は一定の設備要件を満たした共同住宅で、安否確認と生活相談が義務付けられている登録制の施設です。 60歳以上なら介護の必要度合いに関係なく入居できます。

高齢者やさらに介護を必要とする人が安心・安全に暮らせる施設の種類が多く、医療サービスが手厚いものから安全性を配慮し一部のサービスがついた住宅までバリエーションがあります。

以前からありました有料老人ホームに訪問すると施設内を動き回る元気そうな高齢者や部屋でTVを一日見ている人、寝たきりの人、まったく喋らない人、よく喋る人までいろいろな方が生活しています。 多くの有料老人ホームでは徘徊する入所者が外出して事故に遭わないよう玄関からの出入りを制限しています。

つまり介護を必要とする高齢者といってもいろいろな方が居られてその暮らしは一概ではありませんが、本人の自由度を考えると外出できる環境が好ましいと思います。

健常者でもオタクと呼ばれるインドア派、アウトドア派があるようなもので、もちろんインドア派の人も外出はします。 街中にこのような施設があれば家族もたまに訪問も出来ますし、本人ももともと住んでいた場所にすみ続けることが出来るので良いのでしょうが、外出に制約が多いと、つまり建物の中での生活を考えると今まで居住していた場所でなくても大差は無いと思います。

そこで高齢者施設ではなく高齢者村を作ってはどうかと思います。 広大な敷地を用意し、そこからは出られないけれどその中では安全で、自立歩行できる人はある程度自由に外出できる、広大なエリアはいくつかのゾーンに別れ、安全性の段階を分けて一番安全なエリアは出来うる限りバリアフリーにし、危険なものを排除しておきます。 本人の身体状況によりどのゾーンまで出てゆけるか決めておきます。

村内の危険を排除するため一般車は乗り入れを制限し、村内には映画館やコンビニなどゾーンごとに施設を作っていく、ハウス野菜などの生産も行い、従事出来る村民は仕事をする、出来る限り高齢者で運営していく村で、それを地価の安い地方都市に作り、地方都市の活性化にも貢献できるようにするのはどうでしょうか?
温暖な地域であれば外出の機会も多く、自然も豊かで、村民の生活費もある程度抑えられますし、その地域での雇用も促進されます。

介護を必要とする高齢者は多様ですからそのような村にそぐわない人もいますが、そぐう人もいるということになります。

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