監査役BLOG

カテゴリ

未分類

[未分類]

太陽光パネル

福島原発の放射能漏れから日本の原子力発電所がすべて停止して、電力需要のひっ迫が続いています。 電力会社は地域独占企業で、余剰電力がある電力会社や発電設備を持つ企業間での電力融通が盛んになったと新聞が報じています。

電力取引所経由の取引で100億kwh/yの取引量、一番高い取引単価は53円/kwhだそうです。 つまりは一般に太陽光パネルで発電した公定買取価格40円/kwhを上回ります。

最高値を付けたのは8月22日の13時~16時だそうですが、気温の高い時期クーラー需要が多いので逼迫度合いが高いということでしょう。 またこの時期、太陽光も強いので太陽光パネルの発電量が多い時期と重なりますので補完機能としてマッチングが良いでしょう。

そのように考えるとなぜ電力会社はメガソーラーに着手しないのか、もちろん官僚が作った規制は多くあるでしょうが発電所が本気になって太陽光パネルを設置してゆけば原発数基分の発電を少なくとも日中は賄えると思います。

家庭用ソーラーパネルの設置は3kw程度か多く、200~300万円といったところでしょうか。 メガソーラーの設置となればせいぜい100万円程度で賄えると思いますので、原発1基が100万kwhとすれば3000億円程度になります。 もちろん個々の数値は想像にすぎませんが。

想像の数字が正しければ原発1基の建設費や運用の人件費、燃料プルトニゥムのコストを考えてもペイするのではと思います。

一般家庭に奨励しながら電力会社に奨励せず、しかも経済再生と称して公共事業に投資し、建設作業員の確保ができなくて予算通り工事化進まないという現状があります。

関西電力はヒートアイランドで苦しむ大阪中心部に太陽光パネルを大阪市と組んで大量に設置し、涼しい影を作ってくれませんか。

それにしても不思議なことです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

上に戻る