監査役BLOG

カテゴリ

生活

[生活]

元旦の計

新年、おめでとうございます。 晦日は四天王寺にお参りに行き、人出の多さにびっくりしました。 前年の晦日にお参りに行ったときは中国人観光客が多く、境内では中国語が飛び交っていましたが、中国人に人気がなくなったのか昨晩は日本人が多かったように思います。

除夜の鐘をついたり、本堂に入れる順番待ちの長蛇の列が境内を取り巻いていたのは印象的でした。 午前零時、境内から見えるハルカスの窓に新年のメッセージが表れると歓声が上がっていました。
す個人的には昔から新年に特別の思い入れはなく、祝う気持ちは希薄でした。

しかし、晦日に恒例となったボクシングのタイトルマッチが今年は4試合行われ、一年が終わり、新しい一年が始まることを実感しました。 ボクシングファンにとってレベルの高い試合はTVで見ているだけでアドレナリンを実感できて、興奮状態になれます。 60歳を過ぎて尚、贔屓の選手のパンチが相手にヒットすると勝手に心拍数が上がってきます。

元旦は比較的暖かく、日の出は見られませんでしたが『一年の計は元旦にあり』を思い出し、いろいろ考えましたが今更新しい計が浮かぶわけでもなく、今年も誠実に仕事に取り組もうという思いがよぎりました。 誠実に仕事に取り組む生き方がいかにも地味で、わくわく感もありませんが、人としてそのように生きられることが幸せであるように思います。

今年も沢山の人に出会い、たくさんの人に自分の生き方・考え方を評価され、「あいつは地味だ、面白くないやつだ」と言われながらこの一年を過ごすことができればと思います。

私にとって地味な生き方はのんびり過ごすわけではなく、仕事の課題を考え抜き、自分ができることを一つずつ確実にこなすことです。 この一年もそのように過ごし、仕事でも人としても成果を上げることができまし。
たゆまぬ努力は高い精神性が求められ、地味であるだけに倦むこともありますが、基本に戻り、挫けそうになった時は目標を再確認して他人に求めずということでしょうか。

その姿勢を乱すものは怒りや憎しみ、私の周りにいる人がこれらの障害を乗り越え、孤独に耐えながら同じ心境で精進している人が何人かいます。 皆自分の子供の年代の30歳の職員ですが、弱音を吐かず、自慢せず、要領をかまさないで気が付いた時に大きな実績をあげている姿に感動し、心洗われる思いです。 60歳を過ぎてやっと気が付いた時、「おれには伸び代がある」と思うことにしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

上に戻る