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採用面接

新聞を読んでいると求人難の記事が多く出ている中で、ミスマッチで就職浪人せざるを得ない人や希望のところに入社したものの早期に退職する新人の話が多く出ています。 このような状況は当社でも同じで、会社をより良いものに体質改善を図る中で退職者もそれなりに出てきますし、新規の採用は大変苦労しています。

中途退職する人は勤めている会社が良くなるのに(経営サイドが考える良さではありますが)やめてゆくのか不思議に思う事があります。 私自身はあまり保守的な考え方ではないので何事も少しでも改善しようとします。 一方で代表を退き、情報が集中しなくなり、状況がどんどん変わっていくのは保守的でないにしても寂しくもあります。 変化の先端でその先を見ていることが変化を納得するコツでしょうが、決定権がなければ変化は受け入れるより仕方ありません。 おやっ、と思う変化もありますが、皆が考えて起こした変化、時間が経過すればその合理性は実感できるものと思います。

採用難の問題は中途退職と表裏の関係でもありますが、まずは絶対的な求職者の不足でしょう。 その中で職業に対する考え違いから転職する人が面接に来られますが、どちらかというと石の上にも3年という考えの人ではありません。 以前の職に対してその人が職に対する満足を得られるであろうと短時間に会社の良さを伝えなければなりません。

その一方で人手が足りないから何でも良いというのではなく、当社の考えに沿える人でなくてはなりません。 結果的に5~10人面接して1人採用できれば良いくらいの確率です。 これでも採用側としてハードルはずいぶん下げているのですが、人数合わせで採用したり、当社の理念などがうまく伝わっていないで採用したりしてもお互い不幸なだけになります。

とはいっても当社の職員に話を聞くとほとんどの人が良い職場、良い会社と言ってくれます。 他の会社を見学に行き、生き生き働いている方たちを見てもその会社はよい会社、良い職場であろうと想像します。 世の中には当社も含めそのような良い会社がたくさんあり、また経営者の考え方が間違っていて人間関係がぎくしゃくしている会社や改善を怠って業績の優れない会社もたくさんあります。

仮に半分が良い会社、半分が良くない会社とした場合、良くない会社に勤めれば会社や職場をよくすることが働き甲斐につながる場合もあります。 働く人にとっては勝手な意見かも知れませんが、どこでも働く人の考え方で働き甲斐が見つかるのではないでしょうか?

私が前職で会社勤めをしていて仕事が嫌になったとき上司が『どこで咲いても花は花』と言いました。

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